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(2019/8/1 05:00)
【ニューヨーク=時事】米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)が31日発表した2019年4-6月期決算は、純損益が6100万ドル(約66億円)の赤字となった。前年同期は6億1500万ドルの黒字。送電部門の一部資産を再生可能エネルギー部門に移すことによるのれん代の償却で、7億4400万ドルの減損損失を計上したことなどが響いた。
特殊要因を除いた1株当たり利益は0.17ドルと、市場予想平均(リフィニティブ調べ)の0.12ドルを上回った。19年通期の同利益見通しは0.55-0.65ドル(従来予想は0.50-0.60ドル)に上方修正した。
売上高は1.1%減の288億3100万ドル。主要部門別では、航空が4.8%増の78億7700万ドル、石油・ガスが7.2%増の59億5300万ドル、再生可能エネルギーが25.8%増の36億2700万ドルだった。
一方、不振が続く電力は25.2%減の46億8100万ドル。ヘルスケアは0.9%減の49億3400万ドルだった。
GEはまた、17年10月に就任したミラー最高財務責任者(CFO)が退任すると発表した。後任が見つかるまでは現職にとどまるという。
(2019/8/1 05:00)