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[ エレクトロニクス ]
(2019/8/2 16:00)
【フランクフルト=時事】ドイツ総合電機大手シーメンスが1日発表した2019年4-6月期(第3四半期)決算は、純利益が前年同期比6%減の11億3700万ユーロだった。売上高は4%増の212億7500万ユーロと増加したが、工場IT化などデジタル産業部門や電力・ガス部門の不振が響いた。
部門別利益では、デジタル産業部門が27%減の5億5600万ユーロ。好調だった工場IT化関連で、自動車や工作機械業界からの需要が低迷した。電力・ガス部門も37%減の1億5600万ユーロの大幅減益で、前年の大型受注の反動が響いた。電力管理などスマートインフラ部門も、5%減の3億5100万ユーロと減益だった。
一方、18年3月に株式を上場した医療機器子会社「シーメンス・ヘルシニアーズ」が5%増の5億4300万ユーロと増益を確保した。
(2019/8/2 16:00)