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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/8/26 05:00)
オーストラリアのカンタス航空は、シドニーからニューヨークおよびロンドンへの直行便の試験飛行を行う。世界最長となる直行便の商業運航開始前に、乗員や乗客が約20時間、ずっと機内で過ごすことで健康面への影響があるか調べるのが狙いだ。
カンタスは22日、米ボーイングの「ドリームライナー」による試験飛行を10月にも実施すると発表。同社従業員を中心に40人が乗員・乗客として乗り込み、さまざまな検査や診断を受けるという。
2022年にも商業運航を開始したい同社だが、まだ使用機をボーイングにするかエアバスにするか決めていない上に、こうしたほぼ1日がかりのフライトに乗員・乗客がどの程度耐えられるかも未知数だ。
アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は以前、ボーイングの777-8XかエアバスのA350-900ULRと1000ULRかの選択を行うと述べていた。同CEOは22日の電話会見で、「試験飛行で学ぶことは極めて有益だろう」と話した。(ブルームバーグ)
(2019/8/26 05:00)