[ ICT ]
(2019/8/30 11:30)
【ニューヨーク=時事】29日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米政府が国家安全保障上の理由から、グーグルやフェイスブック、さらに中国の通信会社が支援している米国と中国を結ぶ海底ケーブル事業阻止を検討していると報じた。中国企業が事業に投資していることなどから、米政府内で反対意見が出ているという。
事業はロサンゼルス-香港間の「パシフィック・ライト・ケーブル・ネットワーク」。ケーブル敷設工事は9月に期限が切れる暫定許可の下、既に大半が完了している。しかし、事業を審査する米当局「チーム・テレコム」から強い警戒が噴出。最終的に事業許可が下りない可能性が浮上してきた。
チーム・テレコムが安全保障を理由に許可を出さなければ、初の事例となる。反対の背景には、事業に参加する中国企業と中国政府のつながりや、抗議デモが続く香港の自治に対する懸念があると指摘されている。
Important Achievement!PLCN has been granted for the landing authorization from the US Government. Landing work has also been completed.#PLCN #PLDC pic.twitter.com/1DFQDaZywq
— Pacific Light Data Communication Co., Ltd. (@pldcplcn) November 26, 2018
(2019/8/30 11:30)