(2020/7/8 05:00)
日本貿易振興機構(ジェトロ)が6月26―7月1日に在米日系企業対象に実施した新型コロナウイルスの影響調査によると、ほとんどの企業が生産を再開、その7割が減産措置を講じている。とはいえ、稼働率は80%以上が5割を超え、1カ月前の前回調査の36%から大幅に改善した。生産減の要因としては9割が「国内需要の減少」を挙げた。職場での事業再開が認められた企業は前回の13%から23%と増加する一方、安全確保などで4割が在宅勤務を継続。
雇用面では、約7割が「影響なし」とし、解雇実施企業の7割超が、従業員を「呼び戻す/戻す予定」と回答。だが、6割近い企業が今後について、採用計画の凍結ないし見送る方針、とした。2020年内の事業展開については、「現状維持」が6割強、「縮小」「わからない」が計3割となった。コロナ後の業務体制では「在宅勤務やテレワークの活用拡大」が7割を占めた。
回答は961社から得た。
(2020/7/8 05:00)
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