(2020/9/29 05:00)
大相撲秋場所は関脇の正代が13勝2敗で初優勝し、大関昇進を確実にした。熊本県出身の力士が賜杯を手にしたのは正代が初めて。白鵬、鶴竜の二横綱が初日から休場する異例の場所だったが、大関、関脇を軸に終盤は大混戦となり、大いに盛り上がった。
両横綱をはじめ秋場所の休場は十両以上で13人にのぼり、取組数が通常より少なかった。このため幕内の取組前半と後半の間に長い休憩があったり、仕切り時間が長かったりという違和感もあった。
先場所に幕尻優勝して注目を浴び、今場所も健闘していた前頭筆頭の照ノ富士は前日の取組で負傷し、13日目から休場した。すでに勝ち越しを決めていたため、来場所での三役復帰はほぼ確実なのだが、休場は11度目というから驚く。
休場13人のうち出場停止の1人と所属する部屋の集団感染による2人を除く10人は、けがなどによるもの。激しいぶつかり合いが特徴の相撲ならではといえるが、鍛錬も実力のうち。
「コロナ禍で十分な稽古ができなかった」と語る力士が多く、それが多くの休場につながったのではないか。コロナ禍が収束して、体調不良を理由とする休場が減り、満員の会場を沸かすことを期待したい。
(2020/9/29 05:00)
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