11月の工作機械受注、2カ月連続増 内外需とも好調

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日本工作機械工業会（日工会）が１０日発表した１１月の工作機械受注額（速報値）は、前年同月比３・０％増の１１９３億３６００万円となり、２カ月連続で前年同月実績を上回った。内需が２７カ月ぶりにプラスに転じたほか、全体の約７割を占める外需も２カ月連続で増加した。

受注総額の前月比では２・６％減と２カ月連続で減少し、３カ月ぶりに１２００億円を割り込んだ。日工会は「受注が回復局面に向かう転換期の中、一進一退で推移している」（調査企画部）と慎重な見方を示す。

内需は前年同月比５・０％増の３４３億２６００万円。前月比は２・６％増と２カ月ぶりに増加した。外需は前年同月比２・２％増の８５０億１０００万円。前月比は４・６％減と３カ月ぶりに減少したが、２カ月連続で８５０億円を上回った。