(2024/12/13 11:50)
日銀が13日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回9月調査比1ポイント改善のプラス14だった。小幅ながら改善した。改善は2四半期ぶり。自動車の生産回復や半導体需要の伸長が下支えした。
業況判断DIは景気の現状について「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値。
大企業製造業の業種別では「生産用機械」が同8ポイント改善のプラス21、「はん用機械」が同6ポイント改善のプラス29だった。紙・パルプ、化学、石油・石炭製品など素材関連も改善した。
大企業非製造業は同1ポイント悪化のプラス33だった。物価高による消費マインドの冷え込みが影響し、「小売」「宿泊・飲食サービス」が大きく悪化した。
(2024/12/13 11:50)
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