- 2020.10.13 05:00
ノーベル経済学賞に米スタンフォード大の2氏、オークション行動研究で功績
スウェーデン王立科学アカデミーは12日、2020年ノーベル経済学賞を米スタンフォード大学のポール・ミルグロム、ロバート・ウィルソン両氏に授与すると発表した。競売(オークション)行動に関する研究が評価された。
- 2020.10.09 05:00
生命・宇宙科学発展が受賞対象に ノーベル賞、自然科学3賞出そろう
2020年ノーベル賞の自然科学3賞が出そろった。3年連続の日本人受賞とはならなかったが、肝臓がんの原因となる「C型肝炎ウイルス」の発見、「ブラックホール」の仕組みの解明、生物の設計図となる全遺伝情報を自由に変えられる「ゲノム編集技術」の開発と、科学の発展に大きく貢献しているテーマが受賞対象となった。
- 2020.10.08 05:00
ノーベル賞技術導くクリスパー発見の九大・石野氏、「革命的な技術、興奮している」
九州大学の石野良純教授は7日、ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」がノーベル化学賞の受賞理由となったのを受け、九大で会見を開いた。同技術の基となる配列「クリスパー」を発見した石野教授は、「革命的な技術。受賞は予想通りという感じだ。うれしく、興奮している」と笑顔を見せた。
- 2020.10.08 05:00
ノーベル化学賞にゲノム編集 酵素のハサミで切断、変幻自在「生命の設計図」
ゲノム編集は「生命の設計図」とも言われる全遺伝情報を自在に変えられる技術。ゲノム編集技術の一種「クリスパー・キャス9」は、エマニュエル・シャルパンティエ博士とジェニファー・ダウドナ博士によって2012年に発表された。狙った場所を高効率に改変する技術として、ノーベル賞の有力候補として注目されていた。
- 2020.10.08 05:00
ノーベル化学賞に「ゲノム編集」の米仏2氏 クリスパー・キャス9開発
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2020年のノーベル化学賞を独マックス・プランク感染生物学研究所所長のエマニュエル・シャルパンティエ博士と米カリフォルニア大学バークレー校教授のジェニファー・ダウドナ博士の2氏に贈ると発表した。授賞理由は「ゲノム編集手法の開発」。
- 2020.10.07 05:00
ノーベル物理学賞、欧米3氏に、ブラックホール研究で
スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2020年のノーベル物理学賞を、ブラックホールの研究で業績を挙げた英オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ教授、独マックス・プランク宇宙空間物理学研究所所長のラインハルト・ゲンツェル博士、米カリフォルニア大学のアンドレア・ゲズ教授の3氏に授与すると発表。
- 2020.10.06 05:00
ノーベル生理学医学賞、米英の3氏に C型肝炎ウイルス発見
スウェーデンのカロリンスカ医科大学(ストックホルム)は5日、2020年のノーベル生理学医学賞を、米国立衛生研究所(NIH)のハーベイ・オルター博士、カナダ・アルバータ大学のマイケル・ホートン教授、米ロックフェラー大学のチャールズ・ライス教授の3氏に贈ると発表した。授賞理由は「C型肝炎ウイルスの発見」。
- 2020.9.28 05:00
ノーベル賞週間迫る 10月5日から自然科学3賞、日本人3年連続に期待
ノーベル賞の発表が来週に迫った。自然科学3賞は10月5日に生理学医学賞、6日に物理学賞、7日に化学賞が発表される。2018年に京都大学の本庶佑特別教授が生理学医学賞、19年に旭化成の吉野彰名誉フェローが化学賞を受賞し、日本の存在感を示した。日本人の3年連続受賞となるか。有力候補者と研究成果を紹介する。
- 2020.9.24 05:00
日本人ノーベル賞続くか 旭化成名誉フェロー・吉野彰氏「真理探究、役立つか考えるな」
2020年ノーベル賞の発表を来月に控え、今年も国内研究者の受賞に期待が高まる。一方、日本の論文発表数は減少傾向で若手研究者の長期的な研究の難しさも指摘され、将来にわたり世界で評価される研究成果が続くには課題も多い。第一線の研究者は日本の研究環境をどうみているのか。リチウムイオン電池の開発者で、19年にノーベル化学賞を受賞した旭化成の吉野彰名誉フェローに現状と展望を聞いた。
- 2020.9.24 05:00
英社のノーベル賞予想、日本人は中村氏・藤田氏
英調査会社クラリベイトは23日、ノーベル賞受賞の有力候補者として新たに24人を発表した。日本人では生理学・医学分野でがん研究会がんプレシジョン医療研究センターの中村祐輔所長、化学分野で東京大学大学院工学系研究科の藤田誠卓越教授(兼分子科学研究所卓越教授)を選んだ。
- 2019.10.2 17:00
今年のノーベル賞発表、10月5日から
2020年のノーベル賞発表日程(目安)
- 生理学医学賞
- 10/5(月)11:30(日本時間 18:30頃)
- 物理学賞
- 10/6(火)11:45(日本時間 18:45頃)
- 化学賞
- 10/7(水)11:45(日本時間 18:45頃)
- 文学賞
- 10/8(木)13:00(日本時間 20:00頃)
- 平和賞
- 10/9(金)11:00(日本時間 18:00頃)
- 経済学賞
- 10/12(月)11:45(日本時間 18:45頃)