IoT Data Server / IoT Data Shareの新機能「Data Analysis」をリリース

～ あらゆるFA機器から収集したデータをプログラムレスで分析 ～




株式会社デンソーウェーブ (本社：愛知県知多郡阿久比町、代表取締役会長：杉戸克彦) は、このたび、データ統合コントローラ「IoT Data Server」とデータ統合ソフトウェア「IoT Data Share」の新機能「Data Analysis」を8月1日 (木) からリリースします(※1)。Data Analysisを活用することで、IoT Data Server / IoT Data Shareが収集したデータをプログラムレスで分析し、その経過や結果をデータ可視化ダッシュボード「IoT Data View」の画面に表示させることが可能になります(※2)。

近年、工場内をIoT化し、各設備から収集したデータをもとに見える化や分析を行い、工場の生産性を高めたいという要求が多くあります。しかしながら、製造現場ではIoTを導入しようとしてもデータの分析ノウハウがなく、導入後の効果が予測しにくいとの声があり、工場のIoT化は思うように進んでいません。こうした課題を解決するため、専門的な知識がない方でもプログラムレスで簡単にデータを分析できるData Analysisをリリースしました。

Data Analysisは、分析ツールの中でも利用頻度の高い項目を厳選し、一つの製造工程・一つの製造ラインといった小規模なデータ分析からスタートできるため、IoT導入が初めての現場でも手軽にスタートできます。IoT Data Server / IoT Data Shareは機器のメーカーや通信規格に左右されることなくデータが収集できるため、工場内のあらゆる設備のデータをData Analysisを使用して分析が可能です。また、分析の経過や結果はIoT Data View上で見える化でき、Webブラウザからどんな方でも簡単に閲覧できます。

デンソーウェーブはこれからもIoT環境の向上に貢献し、スマートでオープンなモノづくり環境の構築を目指してまいります。

■ 機能概要
機能名： Data Analysis (データ・アナリシス)
価格： オープン価格

■ 機能紹介

上下限値チェック

入力データのしきい値超過判定を行います。定義したしきい値を超えたデータを異常として検出したい場合に使用します。


FFT


入力波形の周波数解析を行います。特定周波数成分の強度がしきい値を超えた際に異常として検出したい場合に使用します。


XbarR管理図


XbarR管理図を用いて工程能力の監視を行います。入力データの平均と範囲に偏りを検出したい場合に使用します。


ガントチャート


ガントチャートを用いて工程の状態監視を行います。状態推移の確認や、その状態別の割合を算出したい場合に使用します。


その他、全9種類の分析機能を搭載しています。


※1 Data Analysisは、IoT Data Server / IoT Data Shareの機能を開放するライセンス製品です。
※2 Data Analysisをご使用になる場合は、別途「IoT Data Server」、または「IoT Data Share」が必要です。分析結果を表示するには、別途「IoT Data View」が必要です。

（注）ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000013815.html