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ウエスタンデジタル、共有型高速ストレージ向け 新しいNVMe-oF(TM)オープンコンポーザブルプラットフォームを発売

(2019/8/8)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ウエスタンデジタル

ウエスタンデジタル、共有型高速ストレージ向け 新しいNVMe-oF(TM)オープンコンポーザブルプラットフォームを発売

オープンコンポーザブルコンプライアンスラボを開設し業界のエコシステム相互運用性サポートを主導



ニュースのハイライト:
·  ウエスタンデジタルは、成長を続けるオープンコンポーザブルの分散型インフラストラクチャ(CDI)市場をサポートするため、オープンで標準ベースのアプローチへの取り組みを強化し、顧客の採用を促進
·  新たに開設した「オープンコンポーザブルコンプライアンスラボ」は、業界の主力企業の協力を得て、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージにおいて広範囲にわたるマルチベンダー・エコシステムを提供し、オープンでエンドツーエンドの相互運用性を検証し、データセンター顧客の選択肢を確保。
·  ウエスタンデジタルは、米国で開催された「フラッシュメモリサミット 2019」において、「OpenFlex NVMe-oF」アーキテクチャ、オープンAPIおよびオープンコンポーザブルフラッシュプラットフォームなどのテクノロジーイノベーションを紹介

ウエスタンデジタル(NASDAQ: WDC)は本日、オープンコンポーザブルな分散型インフラストラクチャ(CDI)のサポート強化と採用を推進する、新たなイノベーションとリーダーシップイニシアチブに関する内容を発表しました。「OpenFlex NVMe-oF」ストレージプラットフォーム、アーキテクチャ、オープンAPIを新たに発表し、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングにおけるマルチベンダー・エコシステムである業界初の「オープンコンポーザブルコンプライアンスラボ」を開設して、広範囲にわたる業界のサポートを推進していきます。ラボの開設では、ソリューション間におけるエンドツーエンドの相互運用性の試験と検証により、エンタープライズ顧客が次世代の分散型ITインフラを設計する際の自由度を確保します。

最速のNVMe-oFオープンコンポーザブルストレージプラットフォーム 「OpenFlex F3100」
コンポーザブル分散型インフラストラクチャの要素となるNVMe-oFとして、ウエスタンデジタルの「OpenFlex」プラットフォームは、ソフトウエアデファインストレージ(SDS)インフラストラクチャで分散型アプローチをとる企業向けに、ストレージツールとリソースを提供します。コンピュータ、ストレージ、ネットワークを仮想のリソースプールに分散することで、ITマネージャーはこれらのリソースを容易に、かつ即時に提供することができ、アセット運用の効率化、業務の簡略化につながります。例えば、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)と比較すると、「OpenFlex」プラットフォームは活用されていないリソースを削除することにより、TCOを最大40%注1も削減します。

ウエスタンデジタルのOpenFlexシリーズ( https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/storage-platforms/openflex-composable-infrastructure )には下記の製品が含まれます。

・ OpenFlex™ F3000 シリーズ、ファブリックデバイス:単一のNVMe-oFファブリックデバイス内で、最大210万IOPS、11.7 GB/秒(GBps)スループット、48マイクロ秒以下の低レイテンシを提供する共有ストレージ。各ファブリックデバイスの最大容量は61TBで、50ギガビットのEthernetポートを介し非常に優れたパフォーマンスを発揮。
・ OpenFlex ™ E3000 シリーズ、ファブリックエンクロージャ:最大10のホットスワップ可能なF3100 ファブリックデバイスを備えた3Uエンクロージャ。「OpenFlex E3000」ファブリックエンクロージャと最大10台までの「OpenFlex F3100」ファブリックデバイスを組み合わせることで、オープンコンポーザブルプラットフォームにおいて業界をリードする容量密度を実現。予測値は最大7.2M IOPS/ラックユニット(RU)、および39 GBps/RU、(RAW容量密度:205 TB/RU)。
・ OpenFlex オープンコンポーザビリティ API:「DMTF共通情報モデル」、「JSON」や「HTTP」といった業界標準をベースに、業界専有の管理プロトコルからのベストプラクティスを取り入れた「RESTful API」。コンピュータ、フラッシュメモリ、ディスク、ネットワーク、アクセラレータ、分散型メモリといったファブリック接続デバイスの構成されたシステムへのオーケストレーションをサポートするフレームワークを提供。

ICMの最高技術責任者、Caroline Vidal(キャロライン・ヴィダール)氏とITアーキテクトのLudovic Prévost(ルドヴィック・プレヴォスト)氏は次のように述べています。「業界をリードする脳と脊髄の研究機関として当社が目標とするのは、世界的に、神経系の疾患や障害の防止、治療、修復、緩和をサポートすることです。そのため、当社では常に最新のITインフラやテクノロジーを取り入れ、医療面での科学研究の要求や発見に後れを取らないようにしています。これらすべてはデータによりもたらされます。当社のパートナーである2CRSiにより持ち込まれたウエスタンデジタルの「OpenFlex NVMe-oFオープンコンポーザブルプラットフォーム」は、完全に分散された環境においても、共有可能で高性能なフラッシュストレージを、必要とされる時、場所で、異なるグループ、ラボ、研究チームに割り当てる柔軟性を発揮します。これは、当社にとって業界を一新する変革であり、変化し続けるワークロードへの対応、予測を迅速化し、より明確な意図をもって効率よくリソースを提供することができます。」

2CRSiのCEO、Alain Wilmouth(アラン・ウィルマウス)氏は次のように述べています。「顧客の変化するニーズに対応する、革新的なストレージソリューションを常に求めている当社にとって、ウエスタンデジタルは非常に貴重なパートナーです。2CRSiは、ICM研究所が本イニシアチブにおいてウエスタンデジタルと協力することを非常に嬉しく思っています。変化する用途やIT需要に遅れないために、ウエスタンデジタルの「OpenFlex NVMe-oF」プラットフォームはオープンコンポーザブルインフラストラクチャを次の段階へと押し上げてくれます。当社は本ソリューションを活用したユースケースを他にもいろいろと思い描いております。当社の顧客は、本ソリューションにより、動的かつリアルタイムにさまざまなワークロードに高性能の共有ストレージを取り入れることが可能になります。」

業界初のオープンコンポーザブルコンプライアンスラボ
ウエスタンデジタルは、個別のベンダーソリューションに拘束されることなく、さまざまなアプリケーションや複雑なワークロードに対して効率的に相互運用可能なソリューションを顧客に提供することを目標に、オープンCDI互換性テストを主導しています。これを実現するには、業界初となる「オープンコンポーザブルコンプライアンスラボ」の開設が必要でした。BroadcomやMellanoxといった業界をリードする企業とのパートナーシップにおいて設計され、さらにDriveScale、Kaminario、Xilinxといったさまざまなエコシステムにおけるキープレーヤーからのサポートを受け開設された本ラボは、市場での採用加速に向けたウエスタンデジタルのオープンかつスタンダードなアプローチを推進します。この協力関係はエコシステムコミュニティにメリットがあるだけはありません。より重要な点は、今日のビジネスに必要な多様なアプリケーションや複雑なデータワークフローに効率よく対応するために、顧客が自社のデータセンターを拡張性、柔軟性がより高い環境へ移行させるにあたり、より多くの選択肢を持つことができるということです。

ウエスタンデジタルのシニアバイスプレジデント兼データセンターシステムビジネスユニット担当ゼネラルマネージャーを務めるフィル・ブリンジャーは、次のように述べています。「ウエスタンデジタルはCDI向けNVMe-oFストレージの最前線に立っています。『オープンコンポーザブルコンプライアンスラボ』を開設したことで、当社のオープンスタンダートかつ厳しい互換性試験への取り組みを業界に全体に広げることとなりました。当社はオープンCDIを真剣にとらえ、『OpenFlex』プラットフォームだけでなく、エコシステム全体にベストプラクティスを採用し、顧客に実績があり、検証済みのソリューションを、自信をもって購入いただけることを目指しています。」

ウエスタンデジタルのフルデータセンターポートフォリオには、OpenFlex NVMe-oFオープンコンポーザブルプラットフォームに加えて、NVMe™ ベースのオールフラッシュ/ハイブリッドアレイのIntelliFlash™ファミリー、ActiveScale™ クラウトスケールオブジェクトストレージシステム、Ultrastarストレージサーバーおよびストレージプラットフォーム、Ultrastar Memory Extension Drive、およびUltrastarデータセンタークラスHDDとSSDが含まれています。

NVMe™ ベースのオールフラッシュ/ハイブリッドアレイのIntelliFlash™ファミリー: https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/storage-systems
ActiveScale™ クラウトスケールオブジェクトストレージシステム: https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/storage-systems/activescale-systems
Ultrastarストレージサーバー: https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/storage-platforms#flash-jbof
ストレージプラットフォーム、Ultrastar Memory Extension Drive: https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/data-center-drives/ultrastar-dc-me200-memory-extension-drive
UltrastarデータセンタークラスHDD: https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/data-center-drives?utm_medium=pr1&utm_source=pr&utm_campaign=aspen&utm_content=na&utm_term=na#hard-disk-hdd
SSD: https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/data-center-drives?utm_medium=pr1&utm_source=pr&utm_campaign=aspen&utm_content=na&utm_term=na#solid-state-ssd

参考資料(英語):
Blog:The Next Step in the Evolution of Composability: https://blog.westerndigital.com/next-step-evolution-of-composability

■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造します。データインフラストラクチャーのリーダーとして、かつてなく多様化するデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルは、Western Digital(R)、G-Technology™、SanDisk(R)、およびWD(R)のブランドでデータ・セントリック・ソリューションを展開しています。

注1:2018年7月時点のコンポーネント価格および社内で想定した使用効率を基に算出しています。

(C)2019 Western Digital Corporation or its affiliates. All rights reserved. Western Digital, the Western Digital logo, G-Technology, SanDisk, WD, ActiveScale, IntelliFlash, OpenFlex, and Ultrastar are registered trademarks or trademarks of Western Digital Corporation or its affiliates in the US and/or other countries. The NVMe and NVMe-oF word marks are trademarks of NVM Express, Inc. Product specifications subject to change without notice. Pictures shown may vary from actual products. Not all products are available in all regions of the world.

Forward-Looking Statements
This news release contains certain forward-looking statements, including statements regarding the capabilities, features and performance of the company’s data technologies, platforms and systems. There are a number of risks and uncertainties that may cause these forward-looking statements to be inaccurate including, among others: volatility in global economic conditions; business conditions and growth in the storage ecosystem; impact of competitive products and pricing; market acceptance and cost of commodity materials and specialized product components; actions by competitors; unexpected advances in competing technologies; our development and introduction of products based on new technologies and expansion into new data storage markets; risks associated with acquisitions, mergers and joint ventures; difficulties or delays in manufacturing; and other risks and uncertainties listed in the company's filings with the Securities and Exchange Commission, including our most recently filed periodic report to which your attention is directed. The company undertakes no obligation to update the information in this release in the event facts or circumstances change after the date of this release.

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