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サイバーリンク、AI顔認識技術「FaceMe(R)」と「U Alerts」を統合したリアルタイム通知ソリューション、及びAI ナンバープレート識別ソリューションを発表

(2019/9/4)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:サイバーリンク株式会社

サイバーリンク、AI顔認識技術「FaceMe(R)」と「U Alerts」を統合したリアルタイム通知ソリューション、及びAI ナンバープレート識別ソリューションを発表


2019年9月4日
サイバーリンク株式会社


台湾 台北(2019年9月4日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)は、「FaceMe(R) & U Alerts」(フェイスミー & ユー アラート) 及び AI を活用したナンバープレート自動識別ソリューションを発表しました。システムインテグレーターによる、顔認識からリアルタイム通知、車体ナンバープレート識別までの一連の流れを連動させたワンストップ型ソリューションの構築をサポートします。



AI顔認識SDKFaceMe(R)とは
顔認識技術のビジネスチャンスは無限大です。サイバーリンクは2018年9月にFaceMe(R)顔認識エンジンを発表し、アメリカ国立標準技術研究所(以下NIST)による顔認識テストにおいて継続的に優秀な成績を収めております。 全世界では累計100社以上の企業で導入・評価が行われております。サイバーリンクの顔認識技術はセキュリティ管理、オフィス入退室管理、スマートリテール、展示会や金融サービスのスマートIT化ソリューションとして導入されています。


「U Alerts リアルタイム通知ソリューションについて

FaceMe(R)ソリューションに新たに仲間入りする「U Alerts リアルタイム通知ソリューション」は、スマートIT化されたセキュリティ監視システムや店舗内に設置された IP カメラ経由で、カメラの範囲内に入ってくる人物を識別し、「VIP」「ブラックリスト登録者」「新規訪問者」などのカテゴリに分類します。U メッセンジャーのAPI を介してU Alerts のリアルタイム通知が、任意に設定されたセキュリティ会社、警備員、受付担当者などに届き、迅速な対応を可能にします。従来のように複数の監視カメラ映像を警備員などが監視する必要がなく、セキュリティシステムの課題(警備員の雇用コストや見落とし)を解決します。また、スマートリテールでは、VIP 顧客や登録済みのブラックリスト顧客識別し、店舗スタッフへリアルタイムに通知し、適切な対応を促すことができます。

「FaceMe(R) & U Alerts」は顔認識とリアルタイム通知 (U メッセンジャー) を組み合わせた
ソリューションです。U メッセンジャーサービスは iOS/Android/Windows/Mac等の OS 環境に対応しています。U メッセンジャーAPI と FaceMe(R) AI 顔認識エンジンを統合することにより、システムインテグレーターにワンストップ式のスマートオフィス、スマートセキュリティのソリューション設計を支援します。

サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のように述べています。「市場に出回っているAI製品は顔認識機能のみで、バックエンド処理とそれに連携した通信システムが欠如しています。そこでサイバーリンクは『FaceMe(R) & U Alerts』リアルタイム通知ソリューションを開発し、自社の AI 顔認識技術と U メッセンジャーサービスを統合して、スマートセキュリティ用のサービスに昇華させました。顔認識とUメッセンジャーのリアルタイム通知が連携することで、建物への入退出のセキュリティ映像から顔認識データを分析し、その結果をU メッセンジャーで従業員に通知することができます。従業員は送られた顔認識の分析データに基づいて、迅速に適切なアクションを起こすことが可能になります。この極めて高感度なシステム統合技術とワンストップサービスとして提供ができることはわが社の最大の強みと言えるでしょう。」


「AI ナンバープレート識別ソリューション」について

さらに、サイバーリンクは駐車場や建設現場のスマートIT化への応用が期待される、AI によるナンバープレート識別技術を発表しました。顔認識技術と車体認識技術を統合し、駐車場に入退場する車両とドライバーが同一人物であるかを識別します。これにより、車の盗難防止などに役立てることができ、スマートパーキングの安全性の向上を目指します。また、警察庁システムへの応用も可能であり、パトロールカーの走行記録器や警察官が装着するボディカメラの映像をすばやくスキャンして、犯罪や盗難の疑いのある車両を即時に検出します。

サイバーリンク独自開発の顔認識技術「FaceMe(R)」は、人の顔のみではなく、車両ナンバープレートの識別もできるように開発が進められました。ディープニューラルネットワーク学習アルゴリズムの最適化により、映像の分析時に正面(駐車場入口にカメラを設置した場合)だけでなく、横向きの車体(パトカー用走行記録器の場合)、光源が弱い場合、ナンバープレート画像の解像度が低い場合でも、99.18%の識別率を達成しました。


サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認識エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウエアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

Copyright 2019 CyberLink Corp. 無断複写・複製・転載を禁ず。
※本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、将来的に変更される可能性があります。

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