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需要が加速するWi-Fiネットワークをサブスクリプションで提供。ネットワークの導入から運用やサポートを包括した「KEL Network as a Service」を開始

(2022/3/31)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:兼松エレクトロニクス株式会社

需要が加速するWi-Fiネットワークをサブスクリプションで提供。ネットワークの導入から運用やサポートを包括した「KEL Network as a Service」を開始

「標準」「セキュリティ」「ゼロトラスト」の3つの選べるサービスプランをご用意

兼松エレクトロニクス株式会社(社長:渡辺 亮、本社:東京都中央区 以下KEL)は、需要が加速しているWi-Fiネットワークをサブスクリプションモデルで提供するとともに、ネットワークの導入から運用やサポートを包括した「KEL Network as a Service」を、4月1日より開始します。 本サービスは認証基盤やエンドポイント(EDR)との連携など、セキュリティ面のご要望に応じて選べる3つのプランをご用意しています。また、Wi-Fiネットワークの維持管理を代行する運用業務や全国エリアに対応した保守サービスも合わせてご提供します。


1.【 サービス提供開始の背景 】
昨今、新型コロナウイルス感染対策として、オフィスではソーシャルディスタンスを目的としたフリーアドレスの促進など、ネットワークの見直しが進んでいます。また、物流拠点や生産工場においては、近年のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進のため、ネットワーク設備の刷新にあわせたWi-Fiネットワークの需要が高まっています。
Wi-Fiネットワークの主要設備であるアクセスポイントは、フロアや拠点など複数個所に分散して設置する必要があるため、構成管理やライセンスなどの維持管理、保守満了後の機器更改の手続きといった定期的な業務は、情報システム部門での負荷が高い業務の一つです。また、ネットワークの運用監視、トラブルシューティングなどのスキルを要するエンジニアの確保も課題となっています。
こうした実務面での背景に加え、IT機器を含めた資産の保有を抑えて財務を軽くするアセットライト経営を志向すお客様が増加していることが背景となり、当社はWi-Fiネットワークをサービスとして提供するNetwork as a Service (NaaS)に着目しました。

2.【 サービス概要 】
このたび提供を開始する「KEL Network as a Service(以下、KEL NaaS)」は、単なる機器のレンタルにとどまらず、Wi-Fiネットワークの利用にあたっての構築を含めて提供します。通信機器はお客様が資産として保有することなく、1台当たりのサブスクリプションモデルにてご提供し、煩雑な維持管理の業務からお客様を解放します。
あわせてクラウド型管理システムを提供する日本ヒューレット・パッカード合同会社 Aruba事業統括本部(以下、Aruba)の「Aruba Central」を利用することで、機器をクラウドベースで統合管理・監視することが可能になり、当社エンジニアが運用・保守サービスをご提供します。
サービスプランは、標準的な構成から認証基盤やエンドポイント(EDR)との連携など、セキュリティ面でのご要望に応じて「標準」「セキュリティ」「ゼロトラスト」の3つの選べるプランをご用意しています。
さらにWi-Fiネットワークの維持管理には、当社グループの運用・保守のITサービス群である「KEL Managed Service(KMS)」で培われたネットワーク運用のノウハウを活用した運用代行や、全国エリアに対応した保守サービスもご提供します。
「KEL NaaS」全体図
※KMS:KEL Managed Serviceの略。ITインフラの運用・保守業務からお客様を解放するITサービス群。
※KTAM:KEL Technical Account Managerの略。お客様担当エンジニアによるITインフラに関する技術的なご相談や運用管理をご支援するサービス。
※KRSC:KEL Remote Service Centerの略。お客様インフラ環境の運用・監視を、24時間365 日体制で統合的な遠隔サポートサービスを提供する施設。

3.【 選べる3つのサービスプラン 】
Wi-Fiネットワークの整備サービスである「標準プラン」に、デバイス認証やAD連携を行う認証基盤(日本ヒューレット・パッカード合同会社ClearPass)を合わせてご提供する「セキュリティプラン」、エンドポイント(クラウドストライク株式会社 Falcon Insight)と認証基盤が連携し、ランサムウェアなどのインシデントが発生したPCを隔離する「ゼロトラストプラン」の3種類よりお選びいただけます。




※Falcon Insightは、検出、応答、フォレンジックにまたがる継続的で包括的なエンドポイントの可視性を提供し、見逃すことなく、潜在的な侵害を阻止します。

4.【 KEL NaaSサービスの特長 】
(1)Aruba Centralを活用した運用/保守サービス

クラウドにある管理サーバ(Aruba Central)から当社がご提供するWi-Fiネットワーク/有線LANの通信機器の状態監視を常時で行います。定常業務や非定常業務(障害対応)は管理サーバを介して当社のエンジニアが行います。

(2)NaaSサービスを補完する多彩なオプションサービス

Wi-Fiネットワークの設計・構築フェーズから保守・運用フェーズまで、一連のITライフサイクルで発生する課題に対して、当社が長年にわたって培ってきた各種調査サービスによりご支援します。

(3)KEL ZeroTrust Security for LAN

リモートアクセスの利用促進が継続する一方で、オフィスや物流拠点のネットワークの整備は進んでおり、ランサムウェアなどサイバー攻撃のインシデントの発生時により迅速な対応が必要となっています。
KEL ZeroTrust Security for LANは外部からのシステム利用を前提としているZeroTrustをLAN環境に適応させるソリューションであり、CrowdStrikeで保護されたPCのエンドポイントとネットワークが連動し、インシデント発生時にネットワーク使用制限を行い、その影響範囲を局所化します。

5.【 今後の展開 】
DX推進に伴い、物流拠点や生産工場のセンサーや映像情報をリアルタイムに収集・把握するため、無線/有線を問わずネットワーク環境の整備が進むものと予想されます。今まで閉域とされてきたOT(Operational Technology)ネットワークがインターネット接続されることは、サイバー攻撃のリスク要因となり、当社ではOTセキュリティ構築に向けたソリューションの開発を進めています。
また、国内におけるサイバーセキュリティ人材の不足問題が続いており、特にユーザー企業側での人材不足が顕著な状況です。こうしたお客様の課題を解決すべく、KMSのサービスメニューとしてNetwork Operation Center(NOC)およびSOC(Security Operation Center)サービスを拡充するとともに、NOCとSOCをシームレスに連携し、ネットワークおよびセキュリティの専門知識・技術を持つエンジニアによる、お客様システムの運用・監視の支援を強化してまいります。

6.【日本ヒューレット・パッカード合同会社 田中 泰光 様からのエンドースメント 】
「兼松エレクトロニクス様がArubaを用いたKEL Network as a Serviceをリリースされることを心より歓迎いたします。兼松エレクトロニクス様はArubaの販売特約店として、既に多くの実績を持たれ、お客様からの高い評価を頂いております。
今後も兼松エレクトロニクス様との連携をさらに強め、ニューノーマル・DX推進等における市況の変化を的確に捉えた、訴求力の高いソリューションを提供頂くことを期待しております。」
日本ヒューレット・パッカード合同会社
執行役員 Aruba事業統括本部長
田中 泰光

7.【 兼松エレクトロニクス株式会社の概要 】
(1)商号:兼松エレクトロニクス株式会社(英文表記:Kanematsu Electronics Ltd.)
(2)事業内容:IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業
(3)本店所在地:〒104-8338 東京都中央区京橋2-13-10
(4)代表者:代表取締役社長 渡辺 亮
(5)資本金:90億3,125万円
(6)売上高:(連結)655億42百万円
(7)従業員:(単体)415名 (連結)1,281名
(8)URL:https://www.kel.co.jp

*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

【営業に関するお問い合わせ先】
兼松エレクトロニクス株式会社
ビジネス戦略・アライアンス統括室 芳賀
TEL:03-5250-6169
e-mailアドレス:kel-security@ml.kel.co.jp

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※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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