イタリア発！業界の常識を変える球状触媒担体！

San-Ten Consulting合同会社は触媒や触媒担体材料など無機粉末の成形を専門とするExacer社の事業を日本で展開致します。


様々な酸化物材料からの球状触媒担体は、現在の化学産業では広く使用されています。多くの場合、これらの担体材料には、活性成分として貴金属が含浸されており、製油所、石油化学製品、医薬品などで使用されます。
丸みを帯びた形状の触媒担体を作成するためのいくつかの確立された方法があります。ただし、これらすべてに重大な欠点があります。凝集プロセスは費用効果が高いですが、広い粒子サイズ分布を作成し、高密度の触媒床充填（void colume typ.«30％）につながるため、高い圧力損失が発生します。また、そのような材料は、層ごとに蓄積するため、密度の不均一性が発生する可能性があります。このプロセスは多くの場合、低純度の原材料に基づいており、一部の金属酸化物では、さらに大量の無機バインダーを追加する必要があります。最後に、BET表面、細孔サイズ、細孔分布、摩耗損失、およびその他の仕様パラメータに関して、特定の担体特性をカスタマイズすることは困難です。丸みを帯びた担体をテーラーメイドで作成する際、円筒状の押出物をスフェロナイザーで加工する方法がよく用いられますが、歩留まりが低く、得られる完成品の形状も十分ではない場合が多くみられます。 最後に、オイルドロッププロセスがあります。これは、はるかに狭い粒子サイズ分布と非常にきれいな形状のビーズを作成しますが、選択された少数の化学システムに限定され、結果として得られる担体も小さすぎて特定のサイズを超えることはできません。


このプロセスでは、球が均一に形成され、標準偏差が5％未満の非常に狭い粒子サイズ分布が得られ、圧力損失にプラスの効果があります。CFD法によるシミュレートされた触媒床充填の理論的比較は、この新世代の球の明らかな利点を強調しています。反応物が均一な速度で反応器内に充満するため プロセスの選択性を最適化するのに役立ちます。 最大40％のボイドボリュームにより、圧力損失を抑え費用効果の高い反応器充填での作業が可能になります。
さらに、確立された多種多様な触媒担体材料からの高純度原料を使用することができ、無機結合剤の添加は通常廃止されています。したがって、触媒担体の組成は、最高の反応性能を得るために、不純物を最小限に抑えた幅広い材料から選択できます。


さらに、EXActSphereは優れた機械的特性と安定性を有します。
第一に、高い気孔率と非常に低いかさ密度でも、円筒状の「標準」押出物と比較して低い摩耗損失です。この特徴は、活性成分が主に触媒の外側にある貴金属触媒にとって特に有益であり、より低い摩滅率は、反応器を充填または運転するときの活性および貴金属の損失を低減します。
第二に、水中での優れた安定性により、貴金属触媒の製造における簡単な湿式含浸が可能になります。シリカでよく知られている一部の材料は、球状の触媒担体で使用した場合、水中での安定性が良くありません。したがって、一般的な湿式含浸を行うことはできず、一度に少量の金属溶液のみを繰り返し添加する特別な技術を適用する必要があります。しかし、Exacer社の新しいシリカEXActSpheresは、担体にマクロ細孔を追加することでこの問題を克服し、得られたシリカ担体は、亀裂を発生させることなく、簡単な標準的な方法で湿式含浸できます。
第三に、ExacerのEXAct Spheresの新しい製造方法は、オーダーメイドの細孔径分布やバイモーダル細孔など化学反応にあわせて改良、最適化した触媒担体の提供が可能です。





7月25日から29日まで福岡で開催される第9回東京先端触媒科学技術会議に出展します。お近くにお越しの際は是非TOCAT9のブースへお越しください。

※本リリースに関するお問い合わせは、San-Ten Consulting合同会社（www.san-ten.com）までにお願い致します。
San-Ten Consultingは、日本における Exacer社の日本代表ならびにビジネス開発パートナーです。日本国内でのお問い合わせ、開発プロジェクト、およびビジネスを担当いたします。

Exacer s.r.l.（イタリア、サッスオーロ、https：//www.exacer.com/）は、触媒や触媒担体材料など無機粉末の成形の専門家です。 Exacerは、その技術を使用して、トリローブ、アンカー、または超薄壁リングなど、型にはまらない形状を形成することに特に経験があります。さらに、担体は、チタニア（アナターゼまたはルチル）、超高純度のもののみでなく、不純物を添加した（ドープした）発熱性シリカやジルコニアも材料として使用可能です。 Exacerは、触媒と触媒担体の成形を専門としていますが、触媒の最終市場には参加していません。したがって、Exacerは触媒メーカーと商業的に競合していませんが、新しい開発を支援し、市場での成功をサポートしています。 Exacerの本社はイタリアのサッスオーロにあり、営業所はドイツ、米国、英国、日本にあります。

San-Ten Consulting合同会社（東京、日本、www.san-ten.com）は、東京に拠点を置くブティックコンサルティング会社です。市場参入サポートとイノベーションソーシングを専門とし、 化学薬品、自動車、ヘルスケア、医薬品、塗料およびコーティング、建設、化学薬品および材料の B2B ビジネスに特化してサービスを提供しています。 San-Ten Consultingは、 Exacer の日本代理店です。ビジネス開発パートナーとして、日本国内でのお問合せ、開発プロジェクト、ビジネスを担当します。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000097250.html