企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

放射イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/RS」販売開始

(2023/10/31)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:東陽テクニカ

放射イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/RS」販売開始

試験パターンの一元管理や試験の自動化を実現し、イミュニティ試験の効率化向上に貢献

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、電子機器や自動車の電磁妨害波への耐性を評価するために実施するイミュニティ試験向けのソフトウェア、放射イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/RS」を開発いたしました。 2023年10月31日に販売とサポートを開始します。



(放射イミュニティ試験ソフトウェア 「IM10/RS」 の画面例)
背景/製品概要


~次世代モビリティやIoTの普及に伴い重要性が高まるイミュニティ試験~
私たちの生活のなかにあるあらゆる電子機器は、常に電磁ノイズを放出し、同時にほかの電子機器からの電磁ノイズにも曝されています。
この電磁ノイズが強くなると他の電子機器の動作に影響を与え誤動作の原因となります。
そのため、電子機器や自動車などの電子機器を搭載した製品を製造する企業は、他からの電磁ノイズに曝された際に誤動作しないことを確認する電磁波耐性(イミュニティ)試験を製品発売前に実施しています。
今後、自動運転をはじめとした次世代モビリティやIoTの普及などに伴い、電子機器の急激な増加が見込まれます。
そのような環境の中で安心・安全な電子機器の利用のためにイミュニティ試験による耐性評価はますます重要性が高まります。
~長年のノウハウを活かして生まれた新イミュニティ試験ソフトウェア~
東陽テクニカは、40年以上にわたりこの電磁ノイズの測定や試験に関わっており、EMC試験用ソフトウェア開発のなかで培った知識と経験や、お客様からのフィードバックをもとに、さまざまなイミュニティ試験ソフトウェアを開発、販売しています。
1997年に販売を開始したイミュニティ試験ソフトウェア「IM5」シリーズは、多くの種類の試験機器に対応しているため、柔軟なシステム構築が可能で、これまでに延べ1,100本を販売いたしました。
この「IM5」シリーズを全面刷新し、後継として開発したソフトウェアが「IM10」シリーズです。
~試験ソフトウェアを統合、動作モードの一元管理や試験の自動化を実現~
今回新たに開発した放射イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/RS」は、電磁ノイズのなかでも、電子機器から空中に放射される電磁ノイズに対する耐性を評価する試験に使用されるもので、これまで民生品用と自動車・車載機器用に分かれていた試験ソフトウェアを統合し、一つのソフトウェアですべての放射イミュニティ試験に対応できるようになりました。
「IM10/RS」は、EUT(Equipment Under Test:試験対象機器)の動作モードや製品販売先の国・エリアごとに要求される試験など用途に応じた複数のケースを一元管理できる機能や、外部システムとの連携が容易なプラットフォームを採用し、多様な試験の自動化を可能にすることで試験エンジニアの負担を軽減します。
また、複数の動作をシミュレーションするための運転ロボットやシャシダイといったEUTを動作させる機構との連動も可能で、より実環境に近い環境での耐性を評価できます。「IM10/RS」は試験時間を短縮し、試験の効率性向上に貢献します。
「IM10」シリーズは今後も重要性が増すイミュニティ試験を見据え、伝導イミュニティ試験向けソフトウェアといったラインアップを拡充する予定です。より効率的に迅速な試験を実施することで、高いEMC性能を持った製品の開発に寄与してまいります。
「IM10/RS」の主な特長


- EUTのさまざまな動作モードや製品販売先の国・エリア向けの試験など用途に応じた複数のケースを一元管理
- 外部システムとの連携が容易なプラットフォームにより試験自動化を実現
- UI(ユーザーインターフェース)の向上
- パワーアンプの飽和チェック機能
- ユーザーの好みに応じて豊富なパターンで画面をカスタマイズ可能
製品データ


■製品名:放射イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/RS」
■販売開始日:2023年10月31日
■価 格:250万円(税別)
・製品紹介ページURL: https://www.toyo.co.jp/emc/products/detail/id=39440

<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、1953年の創立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してまいりました。その事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン