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日東工業とShizen ConnectがVPP構築を見据えたOCPP仕様のEV普通充電器を活用したDR実証を実施

(2024/2/6)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:日東工業株式会社

日東工業とShizen ConnectがVPP構築を見据えたOCPP仕様のEV普通充電器を活用したDR実証を実施


 日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長:黒野 透、以下、日東工業)とVPP(*1)プラットフォームを提供する株式会社Shizen Connect(以下、Shizen Connect)は、VPPにより需給ひっ迫対策と小売電気事業者の電力調達コスト削減などを実現する「機器制御型DR支援サービス」(以下、本サービス)のプラットフォームの更なる拡大を目指し、日東工業製EV普通充電器「Pit-2Gシリーズ・4G通信モデル」のクラウドによる遠隔制御実証(以下、本実証)をすることを発表いたします。

 本サービスは、Shizen Connectが独自開発するアグリゲート・エネルギー管理システム「Shizen Connect(シゼンコネクト)」(以下、「Shizen Connect」)を活用し、家庭用蓄電池などの低圧エネルギー機器に対し、充放電を遠隔制御することで、VPPを構築のうえ、調整力を創出し、小売電気事業者の電力調達コスト削減等に寄与するサービスです。

 本実証は、EV充電器を遠隔管理・制御するための国際標準通信プロトコルであるOCPP(*2)規格を採用している日東工業製EV普通充電器「Pit-2Gシリーズ・4G通信モデル」とエネルギー管理システム「Shizen Connect」とをシステム連携させ、クラウド経由で充電を遠隔制御することによりDR制御(*3)を行い、その技術性・経済性を明らかにするものです。

 「Shizen Connect」をプラットフォームとして、家庭用エネルギーリソースのメーカーと小売電気事業者の間を繋ぎ、双方の参加者数を拡大することにより、相乗効果として経済的メリットが高まっていきます。今後は、家庭用蓄電池に加えてEV充電器やその他の家庭用エネルギーリソースを制御対象として追加するとともに、小売電気事業者による本サービスの採用を拡大させ、本サービスの成長と、これを通じた社会課題の解決を目指します。

■機器制御型DR支援サービスのイメージ

■実証概要



*1. Virtual Power Plant(仮想発電所)とは、分散する電源(発電設備、蓄電池、EVなど)や需要設備をあたかも一つの発電所のように集合制御するデジタル技術の総称です。
*2. Open Charge Point Protocolの略で、電気自動車の充電器を管理する国際標準通信規格です。充電器の認証、遠隔での監視・制御などが可能です。
*3. DR(ディマンド・リスポンス)制御とは、消費者が賢く電力使用量を制御することで、電力パターンを変化させることです。これにより、電力の需要と供給のバランスをとることができます。

■EV普通充電器「Pit-2Gシリーズ」について
Pit-2Gは、高い耐久性と信頼性が要求される法人向けあるいは事業用のEV充電設備として、主に公共用やフリート用に多く採用されています。なかでも、4G通信モデルは“つながる充電器”として、認証課金やエネルギーマネジメントが必要な運用シーンで強みを発揮し、様々なサービス事業者と連携が可能です。また、JARI認証品は経済産業省所管の充電インフラ導入補助金の対象設備となっています。

■エネルギー管理システム「Shizen Connect」について
「Shizen Connect」はエネルギー管理マネジメント・システムです。蓄電池、EV充電器などの個別制御から、複数の建物を自営線などで繋いだマイクログリッドの制御、大規模エネルギーリソースによるVPP制御などを実現します。分断されがちだった個別の制御とVPP制御などをワンストップで提供し、エネルギーリソースをマルチパーパスで利用することで経済性を向上させます。また、ベンダーフリーのためメーカー依存なく、エネルギーリソースを自由に選定できます。
「Shizen Connect」サイト:https://www.se-digital.net/

■会社概要
日東工業株式会社
本社所在地:愛知県長久手市蟹原2201番地
事業内容 :高圧受電設備、分電盤、ホーム分電盤、光接続箱、金属製キャビネット、
樹脂製ボックス、システムラック、ブレーカ、開閉器、電気自動車(EV・PHEV)用
充電器シリーズ、熱関連機器などの電気機械器具製造・販売および発電・売電事業
URL    :https://www.nito.co.jp/

株式会社Shizen Connect
本社所在地:東京都中央区日本橋本町2-4-7 遠五ビル
事業内容 :VPPプラットフォーム事業、エネルギー管理サービス事業、IoT機器販売事業など
URL    :https://se-digital.net

■お問い合わせ先
【EV充電器「Pit-2Gシリーズ」に関するお問い合わせ先】
日東工業株式会社EVインフラ事業室マーケティング課
・お問い合わせ:ev.contactnet.mark@nito.co.jp
・EV用充電設備特設サイト:https://www.nito.co.jp/quick/evstand/


【エネルギー管理システム「Shizen Connect」に関するお問い合わせ先】
株式会社Shizen Connect
・システムに関するお問い合わせフォーム:https://www.se-digital.net/contact/
・報道関係の方からのお問い合わせ:se-comm@shizenenergy.net

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※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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