無線非常停止デバイス @seguro wes に新モデル登場！複数台停止やボタン以外の接点入力にも対応

無人搬送車の国際規格「ISO3691-4」で要求される安全方策の実現に貢献

パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社は機能安全対応の無線⾮常停止デバイス「@seguro wes（アットセグロ ウェス）」シリーズの新モデルとして、接点送信機（AT-SW1T1/AT-SW1T2）を発売しました。1:N通信対応の受信機（AT-SW1R1-NZ/AT-SW1R2-NZ）は2024年3月下旬に発売します。


接点送信機（一体型）：AT-SW1T1
【接点送信機の特長】
■機能安全規格対応で機械を安全に停止できます
- ISO 13849-1 PL dの適合性証明を取得済み。

■無線で安全機器と連動した停止を実現できます
- ライトカーテンや測域センサなどの安全機器の出力が接続可能であり、安全機器の検出による停止を無線で実現できます。
- 無人搬送車の国際規格「ISO3691-4」の「隔離区域」に関する安全対策を実現できます。これにより、低コストで無人搬送車の規格対応が可能となり、人検出手段を搭載しない無人搬送車を速度制限なしで運用できます。
無線化による省配線で、設備レイアウトを柔軟に変更できます。


接点送信機の使用例1危険領域への人の侵入対策安全ドアスイッチを接点送信機に接続することで、移動車両（AGVなど）が走行する危険領域へ人が誤って侵入した場合、移動車両を無線で停止できます。




接点送信機の使用例2走行禁止領域への侵入対策安全ライトカーテンを接点送信機に接続することで、移動車両（AGVなど）が走行禁止領域へ誤って侵入した場合、移動車両を無線で停止できます。



■選べる2タイプ

接点送信機（一体型）：AT-SW1T1
接点送信機（分離型）：AT-SW1T2
- 接点送信機の電源入力は12V系、24V系のどちらにも対応しています。
接点送信機は一体型と分離型のラインナップがあります。使用環境に合わせて、柔軟な設置レイアウトが可能です。
アンテナ分離型は通信性能を落とすことなく、最大15メートルまで延長できます。
分離型のアンテナ部はIP65に対応しており、屋外に設置することができます。

【受信機の特徴】
■複数台の機械を一括で停止できます
- ISO 13849-1 PL dの適合性証明を取得予定。
- 1台のリモコン（AT-SW1C1）あるいは接点送信機（AT-SW1T1/AT-SW1T2）から、複数台の受信機に非常停止を指示できます。
- 複数台の機械を一括停止できることで、1台の非常停止による新たなリスク発生を防止できます。
- エリア内の機械を一括停止できることで、作業者の安全性を確保した状態で異常なロボットへ接近して対応できます。


1台のリモコンから複数の機械を一括停止
（※1）1:1通信タイプの受信機（AT-SW1R1/AT-SW1R2）を既にご購入されたお客様は、1:N通信対応の受信機（AT-SW1R1-NZ/AT-SW1R2-NZ）のみを追加購入していただくことで、1:N通信を実現できます。
（※2）本モデルの発売後、1:1通信タイプの受信機（AT-SW1R1/AT-SW1R2）は販売終了となります。

【サンプル機の無償貸出し】
サンプル機を無償でお貸出しすることも可能ですので通信距離や使用感を事前に確認することができます。お気軽にお問い合わせください。
【問い合わせ先】
パナソニックアドバンストテクノロジー株式会社
E-mail： [e-mail]
お問い合わせ
【関連情報】
- 製品紹介https://adtsd.jpn.panasonic.com/solution/products.html
- 取扱説明書等https://www.ipros.jp/product/detail/2000715701/

【購入方法】
- 直接当社に発注いただだくことが可能です（上記のお問い合わせのページからどうぞ）
- また、商社・販売代理店経由で発注いただくことも可能ですので詳細についてはお問い合わせください。
- ご注文の際は、ご希望の型番と数量をご用命ください。
- 分離型につきましては、オプションでケーブル長の変更を有料で承っております。ご希望の方は、ご注文時にお申し付けください。なお、ケーブル加工はご注文いただいてからの作業となりますので、お届けまでにお時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。

パナソニック アドバンストテクノロジーについて
パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社は、パナソニック ホールディングス株式会社の関連会社で、ソフトウェア/システム開発を主業務とする会社です。
2011年に発行された自動車機能安全規格ISO26262において、2012年にASIL D（Automotive Safety Integrity Level：自動車安全水準の最高ランクD）を認定取得しています。機能安全対応の車載ECU開発（自動駐車ECU/トランスミッション制御ECUなど）をはじめ建設機械の自動運転、モノ搬送ロボットなどのモビリティー開発を多数手がけております。
また、モビリティー技術以外に住宅､医療､ロボティクス､セキュリティ分野での技術開発、事業展開にも取り組んでいます。
https://adtsd.jpn.panasonic.com/

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000109020.html