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(2018/3/30)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社フルスピード
~「メディカルターゲティングDSP」で中国ユーザーに日本の医療情報を提供可能に~
インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)の中国法人で、中国市場向けにSEM事業とSNS事業を展開する上海赋络思广告有限公司(本社:中国上海市、董事長総経理:兼松大仁、以下「フルスピード上海」)は、中国ソーシャルメディアマーケティング事業とWeb広告事業を手がける上海可龙劳斯实業有限公司(本社:中国上海市、董事長総経理:水野高宏)との協業および共同開発により、中国国内のユーザーに対して情報発信をしたい医療業界向けに、訪日医療ディスプレイ広告配信サービス「メディカルターゲティングDSP」を2018年4月より提供開始します。
「メディカルターゲティングDSP」は、中国大手IT企業テンセント(騰訊)のDSPへ広告配信が可能で、特に医療・健康・美容に興味度の高いユーザーをセグメントした広告配信を実現します。テンセントはインスタントメッセンジャー「WeChat(微信:ウェイシン)」やチャットサービス「QQ」を運営しており、中国最大級となる8.1億人のユーザーデータを保有しています。これらのビッグデータを統計分析して5,000以上のグループ属性に分類することで、インターネットユーザーの行動履歴や興味に合わせた最適な広告配信が可能です。
また上記と合わせて、WeChat(微信)を活用した、医療・健康に興味を持つユーザー向けの広告配信サービスも提供を開始します。WeChat(微信)の記事広告を「メディカルターゲティングDSP」による広告配信のランディング先として設定することも可能です。
サービス名称
1.訪日医療ディスプレイ広告「メディカルターゲティングDSP」
2.医療・健康ユーザー向けWeChat(微信)広告
訪日インバウンドの概要
2017年の訪日外国人観光客数は過去最高の2,869.1万人でした。2018年はそれを上回る3,200万人の外国人観光客が日本を訪れると予測されています。訪日外国人観光客数を国別に見てみると、1位中国、2位韓国、3位台湾、4位香港と中華圏が上位を占めており、特に中国のシェアが大きいことがわかります。
こうした訪日インバウンドの需要は観光だけではなく、医療を目的とした訪日外国人も増加しています。しかし日本の医療や医療インバウンドの受け入れ体制に関する海外での情報・認知度不足が課題となっています。今回の訪日医療ディスプレイ広告配信サービス「メディカルターゲティングDSP」は、医療・健康・美容に興味を持つ中国ユーザーに日本の医療情報を伝えることができます。
訪日医療インバウンドの3つのポイント
1.海外の健康に関する環境変化
経済成長の著しいアジア地域の中で、特に中国をはじめとするアジア諸国は、高齢化の進展と、がん・生活習慣病が増加しており、現在の日本の疾病構造と共通のものとなりつつあることが課題です。日本は先進諸国の中でも最も高い高齢化率となっています、その中で培われた優れた医療技術や健康維持の仕組みが高い評価を得ており、日本の医療へのニーズは高いと考えられます。
(※参照:内閣府 高齢化の国際的動向)
2.医療ツーリズムの市場拡大
医療機関での治療や検診を目的とした海外への渡航は「医療ツーリズム」と呼ばれ、最先端の医療技術やより良い品質の医療を求めて渡航するツーリストが急増しています。日本政府投資銀行によると、2020年に中国人の日本への医療ツーリスト数は31万人を越えると見込まれています。また、ロシアや米国も含めた日本への医療ツーリズムの市場規模は5,507億円と試算されており、観光資源以外の訪日需要も拡大していくものと考えられます。
(※参照:日本政策投資銀行 進む医療の国際化~医療ツーリズムの動向~)
3.政府による医療インバウンド促進
政府は2010年に閣議決定した新成長戦略の中で、アジア等で急増する医療ニーズに対応するための外国人受け入れ支援策として「国際医療交流」を盛り込んでいます。また経済産業省は、日本の医療を目的とした訪日外国人の受け入れを「医療インバウンド」として支援しており、政府のガイドラインを認証する機関として一般社団法人MEJの運営に取り組んでいます。MEJは医療を目的とした訪日外国人の受け入れ体制が整備された医療機関を「Japan International Hospitals」リストで公開するなど、積極的に医療インバウンドを促進しています。
(※参照:経済産業省 外国人患者の医療渡航促進に向けた現状の取組と課題について)
<用語解説>
医療ツーリズム:医療を受ける目的で他の国へ渡航すること
医療インバウンド:医療を目的に訪日する外国人の受け入れ
今後の展開
上海赋络思广告有限公司は、WeChat(微信)広告をはじめ、訪日医療DSP広告のサービス提供にとどまらず、テンセント(騰訊)が保有するビックデータを活用した様々な広告メニューを順次開発および提供予定です。
会社概要
会社名 :上海赋络思广告有限公司(フルスピード上海)
設立 :2012年8月23日
代表者 :董事長総経理 兼松大仁
所在地 :中国上海市古北路678号 同诠大厦2101室
資本金 :300万人民元
事業内容 :中国市場向けSEM事業およびSNS事業
URL :http://www.fullspeed-cn.com
会社名 :株式会社フルスピード
設立 :2001年1月4日(東証マザーズ上場:2007年8月2日)
代表者 :代表取締役社長 友松功一
所在地 :東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8階
資本金 :898百万円 (2017年4月末日現在)
事業内容 :アドテクノロジー事業、インターネットマーケティング事業
URL :http://www.fullspeed.co.jp
<本サービスに関するお問い合わせ>
TEL:03-5728-4460 | Email:china@fullspeed.co.jp | 担当:兼松
<報道関係のお問い合わせ>
TEL:03-5728-4460 | Email:press@fullspeed.co.jp | 広報:松本・竹本
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