企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2018/4/4)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:株式会社クラレ
~男女ともに「医師」の比率が過去最高、男の子は「ユーチューバー」への関心高まる~
ランドセル素材などに幅広く使用される人工皮革<クラリーノ>を製造・販売する化学メーカーの株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、この春新小学1年生となる子どもとその親を対象にアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。
子どもが将来就きたい職業の1位は、調査開始以来20年連続で男の子「スポーツ選手」、女の子「ケーキ屋・パン屋」でした。男女ともに「医師」が過去最高の比率(男の子4.5%、女の子4.6%)となりました。男の子では「ユーチューバー」が昨年の0.6%から今年は1.4%に増え15位となり、初めて20位以内に入りました。女の子は「美容師」や「美容関係」が増加傾向にあり、おしゃれへの関心の高さが見て取れます。(http://www.kuraray.co.jp/enquete/occupation/2018/)
◇ 2018年版 調査結果(抜粋)
【男の子】1位「スポーツ選手」、2位「警察官」、3位「消防・レスキュー隊」
「スポーツ選手」調査開始以来20年連続で1位/「ユーチューバー」への関心高まる
【女の子】1位「ケーキ屋・パン屋」、2位「芸能人・歌手・モデル」、3位「看護師」
「医師」が過去最高の比率に/「美容師」など、新小学1年生でもおしゃれに興味
【男の子の親】1位「公務員」、2位「医師」、3位「スポーツ選手」
「公務員」人気が続く/「スポーツ選手」は過去最低の比率に
【女の子の親】1位「看護師」、2位「公務員」、3位「薬剤師」
医療系への関心がさらに高まる/「保育士」は20年前から半減
==================== 調査概要 ========================
[調査対象] 2018年4月に小学校に入学する子どもとその親
[調査方法] <クラリーノ>製ランドセルを購入した方にアンケートを実施。
子どもの「将来就きたい職業」と親の「就かせたい職業」をはがき及びインターネットで回収。
[サンプル] 有効回答(2017年12月31日時点)を抽出し、回答内容を集計。
⇒子ども4,000名(男女各2,000名)、その親4,000名
※ 子どもの調査は1999年から2018年まで通算20回目、親の調査は1992年から2018年まで通算27回目。
==================================================
■男の子が「将来就きたい職業」
不動の1位は「スポーツ選手」
男の子の1位は、調査を開始した1999年から20年連続で「スポーツ選手」となりました。内訳を見ると「サッカー」(54.9%)が圧倒的人気で1位、続いて「野球」(24.1%)が2位となりました。「野球」は過去最低だった昨年から6.3%戻しました。大谷翔平選手や清宮幸太郎選手の姿が刺激になっているのかもしれません。また、2016年にスタートしたBリーグの影響か、「バスケットボール」が2.2%で過去最高の比率になりました。
「研究者」、「医師」ともに比率は過去最高
6位「研究者」は昨年から1.1%増加し4.6%、7位「医師」は昨年から1.3%増加し4.5%で、ともに過去最高の比率になりました。順位はともに過去最高タイです。TVドラマの影響か、「医師」の内訳には「フライトドクター」という回答もありました。
「ユーチューバー」が15位となり、初めて20位以内に
ネット&スマホ世代らしく「ユーチューバー」が15位となり、初めて20位以内に入りました。19位「ゲームクリエイター」を追い越し、13位「芸能人・歌手・モデル」に迫る勢いです。新しい職業としては「レゴビルダー」(0.4%)という回答もありました。
■女の子が「将来就きたい職業」
「ケーキ屋・パン屋」は今年も堂々の1位
女の子の1位は、調査開始以来20年連続で「ケーキ屋・パン屋」となりました。内訳は「ケーキ屋」「パティシエ」が84.6%を占めており、スイーツを作る仕事に憧れを抱いている女の子が多いようです。
5位「医師」は過去最高比率に、「看護師」も3位をキープ
年々、人気が伸びている「医師」は昨年から0.3%増加し、4.6%と過去最高の比率になりました。5位という順位は過去最高タイです。男の子の過去最高である4.5%を上回っており、今後はますます女性のお医者さんが増えそうです。昨年、10年ぶり3位に返り咲いた「看護師」は6.2%から6.8%と比率を上げて、今年も3位になっています。
新小学1年生でもおしゃれに興味
8位「美容師」は昨年から1.4%増加の3.6%、14位「美容関係」は昨年から0.9%増加の1.5%でした。「美容関係」は特にネイリストやメイクアップアーティストが人気を集め、3年ぶりの20位以内となりました。
9位「警察官」は順位が下がるも、比率は過去最高に
昨年8位だった「警察官」は順位が下がり9位となりましたが、比率は昨年から0.7%増加して、過去最高の3.6%となりました。15年前からは倍増していて、人気が定着しているようです。
「スポーツ選手」は年々微減、昨年の13位から16位に
昨年13位だった「スポーツ選手」は0.4%の減少で1.3%となり、16位に順位を落としました。2016年から微減が続いています。
■男の子の親の「就かせたい職業」
さらに高まる「公務員」人気、「スポーツ選手」は3位に後退
1位は今年も「公務員」で、昨年から2.5%増加の22.3%となりました。「医師」は昨年から1.4%増加し、4年ぶりに2位に順位を上げました。一方で、「スポーツ選手」は8.5%で過去最低の比率となり3位に後退しています。また、最近は「パイロット」不足が話題となっていますが、今年は9位まで順位を戻しています。
■女の子の親の「就かせたい職業」
医療系が上位5つのうち4つを独占、「保育士」は20年前から半減
今年は上位5つのうち4つを「看護師」、「薬剤師」、「医師」、「医療関係」といった医療系が独占しました。9位「保育士」(4.4%)は、20年前(9.0%)と比べると比率が半減しています。世間では保育士不足が問題となっていますが、親としては待遇面などで心配もあるようです。
以上
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。