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(2018/12/10)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社リクルートライフスタイル
今年度(2018年12月~2019年1月)の忘年会・新年会の動向を調査
株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約9,800人を対象として、今年度(2018年12月~2019年1月)の忘年会・新年会(以下、忘・新年会)についてのカスタマーアンケートを実施しました。結果から見えてきた年末年始の宴会シーズンの動向を発表します。
<要約>
POINT1. 今年度の忘・新年会への参加回数は「昨年度並み」の見込み
・3圏域(首都圏・関西圏・東海圏)合計では、忘・新年会の参加予定回数は「昨年と変わらない」が78.8%。今年度の忘・新年会マーケットは昨年度と大きく変わらないと予測される。
【参考】
昨年度(2017年12月~2018年1月)の忘・新年会の平均参加回数は、忘年会1.15回、新年会0.66回。
POINT2. 1回当たりの予算は平均4,395円(前年比+19円)で2年連続で増加の予測。首都圏の上げ幅が大きい
・今年度の忘・新年会1回当たりの予算は、「5,000円~ 6,000円未満」(30.1%)と「3,000円~4,000円未満」(25.9%)が多く、平均想定予算は4,395円と2年連続して増加(前年比+19円)の予測。
・圏域別では、首都圏の平均想定予算の上げ幅(前回調査4,362円→今回調査4,412円)が最も大きい(前年比+50円) 。
POINT3. 「会社・仕事関係」の忘・新年会の実施予定が過去最高の44.9%。20・30代で「積極的に参加したい」人が増加
・今年度実施予定の忘・新年会は「会社・仕事関係」(44.9%、前年比+1.4ポイント)が最も多く 、続いて「友人・知人関係」(37.3%、前年比ー0.6ポイント)だった 。「会社・仕事関係」の実施予定は過去最高を記録。
・積極的に参加したい忘・新年会は「友人・知人関係」(30.3%、前年比ー0.7ポイント)が最も多く、続いて「会社・仕事関係」(19.5%、前年比+0.9ポイント)だった。「会社・仕事関係」の忘・新年会への積極参加意向は20・30代では男女とも数値が前年比で増加している。このところ景気の回復や人手不足により、「会社・仕事関係」の忘・新年会では、会社が費用負担などを行うケースも目立つことから、20・30代の参加に対する心理的なハードルが下がっている可能性がありそうだ。
1. 今年度の忘・新年会への参加回数は「昨年度並み」の見込み
今年度(2018年12月~2019年1月)の忘・新年会の参加回数の見込みは「昨年と変わらない」という回答が首都圏・関西圏・東海圏の3圏域合計で78.8%。過去最高の数字を記録した昨年度よりはやや減ったものの、2012年の調査開始以来で過去2番目に高い数字となっている。「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の“増加派”は計10.1%(前年同調査では9.9%)、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」の“減少派”は計11.1% (前年同調査では10.7%)で、減少派が増加派を微妙に上回ったが、全体として大きな変化はなさそうだ。昨年度の参加実績では、忘年会で平均参加回数1.15回、新年会で同平均0.66回(共に0回含む)となっており、今年度も昨年度並みの参加回数になりそうだ。
■ 今年度<2018年12月~2019年1月>の忘・新年会の参加回数の見込み(単一回答)
(参考)昨年度<2017年12月~2018年1月>の忘・新年会参加有無
■昨年度<2017年12月>の忘年会の参加有無(単一回答)
■昨年度<2018年1月>の新年会の参加有無(単一回答)
※今回(2018年)調査で聴取
※「2017年12月の忘年会に参加した回数」の再集計
・参加した:「2017年12月上旬」~「2017年12月下旬」までの各時期のいずれかで1回以上を回答した人
・参加していない:「2017年12月上旬」~「2017年12月下旬」までの全ての時期で0回を回答した人
(参考)昨年度<2017年12月~2018年1月>の忘・新年会参加回数
■昨年度<2017年12月>の忘年会の参加回数(実数回答)
■昨年度<2018年1月>の新年会の参加回数(実数回答)
※今回(2018年)調査で聴取
※「平均参加回数」は、上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。
2. 忘・新年会予算(1回当たり)は2年連続で増加の見込み(前年比+19円)。首都圏が単価アップをけん引(前年比+50円)
忘・新年会の予算について、昨年度に実際に使った金額と今年度の想定予算を聞いた。想定予算では、1回当たり「5,000円~6,000円未満」(30.1%)と「3,000円~4,000円未満」(25.9%)の2つのボリュームゾーンがある。 1回当たり「5,000円~6,000円未満」 の数値が3割を超えたのは、2012年の調査開始以来、初めてである。「0円(自分では払わない)」を除く今年度の想定額は4,395円(前年比+19円)と2年連続してプラス予想となった。実際に使った金額を見ると、こちらも2年連続で増加しているため、今年度も参加費は増加傾向にあるといってよさそうだ。圏域別では、首都圏のみが前年度比でプラスの予測であるが、関西圏と東海圏では単価がマイナスの予測となっている。ただし、実際の参加費は事前の想定よりは高くなる傾向があるため、蓋を開けたら実際は前年度比で増額、という可能性もある。
■忘・新年会の1回当たりの参加費(支出実績)と想定予算(想定額)
(2012年忘年会~2019年新年会、実数回答)
※想定額は参加する機会がありそうな人の回答、参加費は参加者の回答
<3圏域計>
※平均は「0円(自分では払わない)」を除いて集計。
※各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。
※想定額は「自分で払ってもいい額」として聞いている。
※参加費は「自分で払っていなくても会にかかった1人当たりの金額」を聞いている。
■忘・新年会1回当たりの参加費(支出実績)と想定予算(想定額)
(2012年忘年会~2019年新年会・圏域別、実数回答)
※想定額は参加する機会がありそうな人の回答、参加費は参加者の回答
<首都圏>
<関西圏>
<東海圏>
※平均は「0円(自分では払わない)」を除いて集計。
※各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。
※想定額は「自分で払ってもいい額」として聞いている。
※参加費は「自分で払っていなくても会にかかった1人当たりの金額」を聞いている。
3.「会社・仕事関係」で実施する忘・新年会の予定が過去最高の44.9%
今年度、誰と忘・新年会を行う予定かを聞いた結果、3圏域合計で最も多かった相手は「会社・仕事関係」で44.9%と過去最高を記録し、次いで「友人・知人関係」が37.3%だった。昨年度の調査では、「会社・仕事関係」は過去5回の調査結果と比べても最低値だったが、今年度は一気に過去最高スコアを更新した。「会社・仕事関係」の忘・新年会予定が多いのは、30~50代の男性であるが、20代の男女でも前年に比べて数値が増加しており(前年度スコア:20代男性49.1%、20代女性43.4%)、若手も声がかかる機会は増えそう、と感じているようだ。一方、「友人・知人関係」は前年比ー0.6ポイントと調査開始以来、年々減少している。他では、減少傾向にあった「家族・親族関係」(15.6%、前年比+0.4ポイント)は下げ止まりが見られたものの、「趣味・サークル関係」(10.9%、前年比ー0.8ポイント)はまだ下落が続いている。
■今シーズンに参加する機会がありそうな忘・新年会の相手 (複数回答)
4. 忘・新年会に積極的に参加したい相手は20・30代男女で「会社・仕事関係」の数値が増加
今年度の忘・新年会で「積極的に参加したい相手」を聞いたところ、「友人・知人関係」が3圏域合計で30.3%と最も多かったが、前年比では0.7ポイントの減少(6年連続の減少)であった。「会社・仕事関係」は参加機会が多い半面で、積極的に参加したい割合は低めだが、スコアは前年比で、+0.9ポイント改善した。特に20代男性(前年度スコア21.6%、前年比+3.2ポイント)、20代女性(同15.7%、+2.6ポイント)、30代男性(同30.2%、+3.7ポイント)、30代女性(同12.6%、+2.5ポイント)と、20・30代での積極参加意向が増加している。このところ、景気の回復や人手不足により、「会社・仕事関係」の忘・新年会では、会社が費用負担などを行うケースも目立つことから、20・30代の参加に対する心理的なハードルが下がっている可能性がありそうだ。また、「家族・親族関係」も前年比+0.5ポイントとこちらも今回は数値が改善した。
■今シーズン、積極的に参加したい忘・新年会の相手(複数回答)
▼リクルートライフスタイルについて
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【本件に関するお問い合わせ先】
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