- トップ
- 機械ニュース
[ 機械 ]
(2017/12/22 05:00)
ファナックは金属3Dプリンター向け中核ユニットの提供を始める。制御装置やレーザー発振器の一括提供により高速制御を実現し、3Dプリンターの性能向上に貢献する。金属3DプリンターはIoT(モノのインターネット)と組み合わせた多品種少量生産への対応などで需要の拡大が見込まれる。金属3Dプリンターは欧米勢が先行するが、ファナックの参入により、市場が活性化しそうだ。
金属3Dプリンターは、プリンターメーカーがレーザー発振器などを専門メーカーから調達して製品に仕上げる場合が多い。一方、製造業では金属3Dプリンターを単体で提供するだけなく、工作機械と組み合わせた複合機が増えている。
工作機械用コンピューター数値制御(CNC)装置で世界シェアトップのファナックは、レーザー発振器も手がける。制御装置を含めて一括して提供することで、高い造形精度や生産性を実現する。
レーザーを活用した金属3Dプリンターは...
(残り:424文字/本文:824文字)
(2017/12/22 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。