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[ エレクトロニクス ]
(2015/11/27 05:00)
東芝の室町正志社長は27日都内で会見を開き、原子力関連子会社の米ウエスチングハウス(WH)で2012-13年度に発生した減損損失の開示が遅れたことについて「適切なタイミングで積極的な情報開示をすべきだったと反省している。これまでの姿勢を改め、私自身が先頭に立ち情報開示を進めていく」と陳謝した。
会見ではWHを含む東芝の原子力関連部門の事業計画と減損リスクを公表した。WHは15-29年度までの15年間で原発64基の受注などを目標に設定。これに基づき東芝の14年度の減損テスト(連結ベース)を実施し、減損の必要性がないとの判定結果を公表した。
社会インフラ関連子会社ランディス・ギア(スイス)については12年-14年度の減損テスト実施結果を公表した。いずれの年も公正価値が帳簿価額を上回り、減損の兆候がないことを示した。15年度以降についても「スマートメーター化が進む北米市場の需要が見込...
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(2015/11/27 05:00)
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