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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/1/8 05:00)
日産自動車は今秋にも主力小型車「ノート」に、新たな駆動方式を採用した電気自動車(EV)仕様を追加し、日本で発売する。生産は追浜工場(神奈川県横須賀市)で行う。基幹部品の駆動用電池はパナソニック製を採用、EV用としては初めて外部調達する。国内の小型車市場はトヨタ自動車やホンダなどのハイブリッド車(HV)がひしめく激戦区。強みのEV技術を生かして国内市場で巻き返しを図る。
現行ノートはガソリン車仕様のみだった。それにEVの航続距離の短さをエンジンで補う「レンジエクステンダー付きEV」(用語参照)を追加する。同方式を採用した量産乗用車の国内投入は国産車メーカーとして初とみられる。EVの航続距離の不安を軽減するとともに、EV特有の走り味や環境性能を売りにして小型車販売をテコ入れする。
現行ノートは九州工場(福岡県苅田町)で生産している。EV追加に合わせて、全...
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(2016/1/8 05:00)
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