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[ エレクトロニクス ]
(2016/1/21 05:00)
東芝、富士通、ソニーのパソコン事業を分社化したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)が、パソコン事業の統合に向け、持ち株会社を設立する方向で協議していることが20日までに明らかになった。持ち株会社の傘下に、それぞれのパソコン事業会社を置く形が有力だ。3月までの基本合意を目指す。”オールジャパン体制“で、パソコン市場での起死回生を図る。
3月中に具体的なスキームを固める方針で、新体制への移行は4月以降になる見通し。すでに交渉は始めており、現在は持ち株会社の出資比率などについて詳細を詰めている。
東芝は新会社への出資比率を0%に近い形にしたいとしており、富士通もパソコン事業を連結対象から外したい考えを示している。VAIOの株式の92・6%を出資するファンドを運営する日本産業パートナーズ(東京都千代田区)の動きが、合意に向けた焦点になりそうだ。
東芝は2015年12月に発表した構造改革案で、4...
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(2016/1/21 05:00)
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- 東芝、富士通、VAIOのパソコン事業を持ち株会社方式で傘下に置き、巻き返しを図る意図。3社の思惑は。