- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
[ 自動車・輸送機 ]
(2016/7/20 05:00)
スズキが年内の投入を予定していた新型「スイフト」と「ワゴンR」の発売時期を、延期することが明らかになった。スイフトは2017年2月、ワゴンRも来春以降にずれ込む見込み。燃費の測定不正の影響で開発が滞り、国交省の審査も厳しくなることが予想されるため。両車種はいずれも小型車と軽自動車の主力車種。16年度の国内生産、販売への影響は避けられない見通しだ。
スイフトはスズキの小型車の主力車種で、国内のほか欧州やインドでも人気の高い世界戦略車。国内では10月頃の全面改良を計画していた。一方、ワゴンRは低迷する軽自動車販売の起爆剤として秋の全面改良を目指していた。
しかし、5月に燃費測定方法の不正が発覚。技術部門は燃費の再測定や国交省への説明対応に追われることになり一時期、開発が滞った。
スズキは国交省が定めた測定方法に準拠できるよう、テストコースのある相良工場(静岡県牧之原市)に防風壁を建設...
(残り:271文字/本文:671文字)
(2016/7/20 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。