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[ 政治・経済 ]
(2016/7/22 05:00)
特許庁は米国や欧州、中国、韓国など海外の特許審査に関連する情報(ドシエ情報)を一般ユーザーが日本語で一括検索できるシステムを完成し、近く運用を始める。企業の知的財産担当者や弁理士がPCT(特許協力条約)国際出願を含め、各国の手続きや審査状況について世界の8割超の情報がワンストップで得られる。グローバル化の進展で、国内外での知財戦略の重要性が高まっており、情報検索の一段の利便性向上が望まれていた。
特許庁の特許情報プラットフォーム(J―PlatPat)の機能を拡張し、五大特許庁(日本、米国、欧州、中国、韓国)、世界知的所有権機関(WIPO)が開発したドシエ情報共有システムを接続する。探したいパテントファミリー出願の出願番号、公開番号などを入力すると、ドシエ情報や引用文献情報などを参照できる。
各国のドシエ情報の英訳も提供される。例えば中国への出願に対する拒絶理由通知書について中国語と...
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(2016/7/22 05:00)
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