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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/8/8 05:00)
富士重工業は国内大手自動車メーカーで初めて4輪駆動(4WD)の電気自動車(EV)を商品化する。2021年に米国市場に投入する。スバル車の特徴である走りの良さを訴求し、EVの拡販につなげる。4WDのEVは米テスラ・モーターズが商品化し、人気を集めている。ハイブリッド車(HV)やEVなどのエコカーは普及期に入り、環境性能以外の走行性能なども重視した商品展開が迫られている。
富士重が投入するのは、スポーツ多目的車(SUV)「フォレスター」「アウトバック」など中型車のコンセプトを継承したEV。4WDで力強い走りを打ち出す。
今年発表した新開発のプラットフォーム(車台)を採用し、乗り心地の良さや衝突安全性も確保する。米国のユーザーの嗜好(しこう)に合わせ、長距離走行に対応できる航続距離を実現する計画だ。
同社は5月に、排ガスを出さない車の販売比率を一定以上にすることを義務付けた米カリフォルニア...
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(2016/8/8 05:00)
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