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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/8/12 05:00)
伊藤忠商事は英航空大手のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)から、欧エアバスの中型旅客機十数機のリース契約を受注した。受注額は百数十億円とみられる。航空機のリース需要は、新興国の経済成長を背景に今後も拡大する見込み。伊藤忠は今回の受注を機に、保有・管理機体数の積み上げと新規顧客開拓を進め、需要を取り込む。
受注したのは機内通路が1列の狭胴(ナローボディー)機「A319」で、リース期間は約6年。伊藤忠はBAと2014年にも約200億円のリース契約を結んでいる。今回、複数の企業との競争入札となったが、伊藤忠が提示する価格や機体に関する情報提供体制に加え、過去の取引実績なども評価され、受注できたもようだ。
世界の旅客機の運航機数は現在約2万機。アジアを中心とする新興国での旅客数増加と格安航空会社(LCC)の成長に伴って、35年には約4万機まで伸びる見通しだ。これに伴い、リース比率も現在の4割...
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(2016/8/12 05:00)
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