ファナック、工場用ＩｏＴで２００社と会合−日立などと協力体制確認

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  あいさつする稲葉会長兼ＣＥＯ

ファナックは２９日、工場用ＩｏＴ（モノのインターネット）基盤「フィールド・システム」で協業する企業が一堂に会した「パートナーカンファレンス」を都内で開いた。日立製作所、米シスコシステムズなど協業先約２００社が参加。同システムをユーザーに提供するための協力体制を確認した。

冒頭、稲葉善治会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は「得意な分野でフィールド・システムに参加してほしい」と各社に呼びかけた。また、同システムの導入案件を取りまとめる「トータルインテグレーションパートナー」の代表として、日立製作所の東原敏昭社長兼ＣＥＯが乾杯の音頭をとった。

このほか、来賓の糟谷敏秀経済産業省製造産業局長やトヨタ自動車、ホンダ、富士通、ＤＭＧ森精機、東芝、オムロンなどの関係者も出席。協業先はファナックから技術仕様書の提供を受け、同システムに対応する製品を開発できる。