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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/9/8 05:00)
トヨタ自動車が今冬に投入する新型プラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」。2015年末発売の新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」をベースとしながらデザインをガラリと変え、PHVならではの電気自動車(EV)走行モードの性能を高めた。トヨタはPHVを次世代環境車の柱と位置づけるが旧モデルは販売苦戦を強いられた。三段跳びの「ステップ」を期する新型。どんなクルマに仕上がったか―。(名古屋・伊藤研二)
【反応良く加速】
アクセルを踏むとEV走行で発進するのは旧型と同じ。違いを感じるのは踏み込んだ時だ。クンッと反応良く加速し、そのまま時速100キロメートルあたりまでエンジンがかからずにのびていった。すぐにエンジンがかかる旧型との差は明白だ。
「デュアルモータードライブシステム」と呼ぶ新技術がEV走行の幅を広げた。旧型は駆動用モーターだけで足りないトルクをエンジンで補っていた。す...
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(2016/9/8 05:00)
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