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[ 機械 ]
(2016/10/25 05:00)
オークマは3Dプリンター事業に参入する。金属粉末をレーザーで焼き固めて形状を作る金属3Dプリンター(金属積層造形機)を開発した。工作機械の技術を使い、造形物を削って仕上げるハイブリッド型。2017年に発売する。オークマの事業参入により国内の工作機械大手の金属積層造形機が、ほぼ出そろう。積層造形技術が定着する環境ができつつあり、金属加工の転換点になりそうだ。
近く参入を発表する。金属積層造形機の拡販を狙い、1億円を下回る価格で発売する。工作機械の切削技術と、積層造形技術を併せ持つ複合加工機と位置付ける。加工対象としては航空機のエンジン部品、金型製造などの分野を視野に入れている。
オークマが採用するハイブリッド型は、欧州に多い積層造形だけの一般的な装置に比べ、精度よく仕上げられる利点がある。金属積層造形機の伸びしろは大きいと判断し、事業参入を決めた。
同社は切削など工作機械の基本的な...
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(2016/10/25 05:00)
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