[ 自動車・輸送機 ]

スズキ、新型「スイフト」“初売り”から受注−販売遅れ挽回、燃費不正の影響最小限に

(2016/12/6 05:00)

スズキは発売が遅れる見通しだった小型車「スイフト」の新型車を年内に発表する。燃費測定不正の影響で発売時期が2017年2月以降にずれ込む予定だったが、8月末に国交省の再審査をクリアしたことで風向きが変わった。新型車はハイブリッド車(HV)も設定する。遅れを最小限に抑え、1年でも最大級の商戦となる1月の“初売り”で、受注の好スタートを切る。

スイフトはスズキを代表する小型車で、欧州やインドでも展開する世界戦略車。当初、秋頃の全面改良を計画していた。しかし5月に発覚した燃費測定不正の影響で、技術陣は燃費の再測定や国交省への説明対応に追われ、国交省の審査も厳しくなった。このため、夏には協力部品メーカーなどに、17年2月以降と生産開始時期の変更を通達していた。

しかし国交省の再審査でスズキは全車で燃費がカタログ値を上回った。国交省も「(スズキは)現行法令上の処分、罰則対象としない」と判断。こ...

(残り:239文字/本文:639文字)

(2016/12/6 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

自動車のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン