[ 自動車・輸送機 ]

三菱ふそう、小型エンジン 単独開発を復活−19年以降、量販車に搭載

(2017/2/23 05:00)

三菱ふそうトラック・バスは小型ディーゼルエンジンについて、イタリア・フィアットとの共同開発を解消し、単独開発に切り替える。2019年の小型トラック改良に合わせて、自社製エンジンを搭載する。小型トラックは三菱ふそうの最量販車種。06年の共同開発時と比べ財務体質が改善したため、開発を再開する。

三菱ふそうが独ダイムラーの傘下に入った05年以降、日本の開発体制は縮小傾向にあった。開発再開でダイムラー・グループでの存在感も高まりそうだ。

開発するのは、三菱ふそうが過去に自社開発した既存の排気量約3000ccのディーゼルエンジンを改良。19年に日本で強化される排出ガス規制に対応する。フィアットと共同開発した現行エンジンと比べ、メンテナンス性能を高めるなど商品力も向上する。

三菱ふそうのトラック生産台数は年間約15万台。このうち小型トラックは同約10万台を占め、ダイムラー・グループ全体でも最...

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(2017/2/23 05:00)

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