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[ エレクトロニクス ]
(2017/4/5 05:00)
半導体エネルギー研究所(神奈川県厚木市、山崎舜平社長、046・248・1131)は、「8K」の有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレーについて、一つの工程で十数インチの小型から75インチ以上の大型まで幅広く製造できる技術を確立した。独自の駆動回路技術を採用することで、小型化に伴う画素の高密度化と、大型化する際の映像ムラの低減を実現した。今後、技術の供与先を探し、医療分野など幅広い用途で実用化を進める。
8Kパネルはフルハイビジョンの16倍の解像度を持つ映像を映し出せる。今回、有機EL発光層からの光を基板側から取り出す「ボトムエミッション方式」でパネルを作る技術を確立した。同方式は製造工程が比較的簡単で、基板の大型化にも対応できる。
従来、同方式は発光効率が低い点が課題だった。開発した製造技術は面積当たりの発光率を示す開口率について、発光効率の良い「トップエミッション方式」と同...
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(2017/4/5 05:00)
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