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[ 機械 ]
(2017/4/7 05:00)
日立建機は販売網構築や新製品投入などでインド市場を深耕する。代理店のない空白地を解消し、年内をめどに現在比2割増の300店規模の販売網を整備する。土砂の掘削と積み込み機能を兼ね備える新興国向け新型機も2018年に投入する。現地ではモディ政権の方針により、高速道路や鉄道網の建設が加速する見込み。コマツやコベルコ建機など各社が攻勢をかけており、日立建機も製品と販売の両面で競争力を高める。
日立建機はインドで、印タタ・モーターズと合弁事業を展開する。17年3月期のインド売上高は前期比40%増の565億円で、全地域で唯一の増収を予想する。
現地でのシェア拡大に向けて、インド全土をカバーする販売網を整える。代理店の支店を含む販売拠点数は現在、約240カ所ある。年内に300カ所にまで増やす。機械の販売だけでなく、収益性の高い部品や保守サービスの提供先の増加も見込んでいる。
新製品も投入する。...
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(2017/4/7 05:00)
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