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[ エレクトロニクス ]
(2017/4/20 05:00)
東芝はTDK、昭和電工と共同で、2019年度に次世代ハードディスク駆動装置(HDD)を事業化する。東芝とTDKなどの工場で相互に人材を派遣し、製造情報も一元化する。将来は3社による共同出資会社の設立も視野に入れる。東芝は海外原子力発電と半導体メモリーの両事業を切り出した後の注力事業の一つに、HDDを位置付けている。次世代HDDで大容量化で先行する米ウエスタンデジタル(WD)、米シーゲート・テクノロジーのHDD2強に対抗する。
東芝はHDD事業について、19年度に売上高3600億円、営業利益率5%を目指している。その実現に向けHDDの競争力強化が課題となっていた。
HDDについては磁気ヘッドをTDKから、メディアを昭和電工から調達している。大容量化を特徴とする熱アシスト記録方式などを採用した次世代HDDについては、3社が連携してすでに研究開発しており、試作品を完成した。
事業化に向...
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(2017/4/20 05:00)
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