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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/4/21 05:00)
トヨタ自動車は世界各地の燃費規制などをクリアするため、新設計思想「TNGA」に基づくエンジンの第2世代の開発に着手する。TNGAエンジンをベースにもう一段の原価低減や軽量化、燃費改善などを実現、2020年代前半にも投入する。トヨタは今夏から量産するTNGAエンジンで規制を乗り切る計画だったが、想定以上に厳しくなるため設計を新たにする。電動化車両の普及には時間を要すると判断し、エンジンを進化させる。
第2世代のエンジンの開発プロジェクトの総称は「DS20」。DS20のDSはダウンサイズの略で、取引先企業に協力要請を始めた。25年には欧州などでの燃費規制が一段と強化される見込みのため「DS50」の総称で第2世代エンジンに追加デバイスを搭載して規制クリアを狙う構想も始動する。
TNGAエンジンは、今夏に全面改良して発売する新型セダン「カムリ」に搭載する排気量2500cc直列4気筒ガソリン...
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(2017/4/21 05:00)
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