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[ 機械 ]
(2017/5/25 05:00)
工作機械主要20社の2018年3月期は中国と米国の設備需要を背景に、営業損益を公表した全社が増益、または黒字転換する見通しだ。日欧が各社の業績を下支えする。自動車、航空機、半導体向けの好調が続き、スマートフォン(スマホ)向けの大口案件が復活。建設機械、エネルギー関連が上向く。過去最高業績がある一方、10月以降の中国の不透明感を織り込んだ慎重な予想もある。
【日欧も活発】
18年3月期は米中の設備投資が追い風になる。シチズン時計は中国のほか、日本、欧州の設備需要が活発で、工作機械事業の売上高、営業利益が過去最高になる。中国は、ツガミが現地で前期比約10%増の増収予想だ。幅広い産業の顧客相手に販売を伸ばす。
中国のスマホ関連はブラザー工業、牧野フライス製作所、ソディックなどが業績寄与を見通す。ソディックは「スマホ関連で過去最高レベルの引き合いがある」(古川健一副社長)とし、工作機械の...
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(2017/5/25 05:00)
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