記事検索結果

経営ひと言/近畿大学・中川和彦主任教授「大きな可能性」（2022/12/7 科学技術・大学）

非小細胞肺がん患者に分子標的治療薬を用いた医師主導治験の実施で有効性を確認した。特定の耐性遺伝子が陰性の患者は「承認された同治療薬で治療が受けられずに、悔しい思いだったとのこと」とおもんぱかる。...

近畿大学の中川和彦主任教授らは、一部のたんぱく質に変異が生じてがん細胞が増殖し続ける「非小細胞肺がん」で、従来の治療薬が効かなくなった患者に分子標的治療薬「オシメルチニブ」が有効で...

がんセンターと慶大、スキルス胃がんの標的解明既存薬の有効性期待（2021/8/25 科学技術・大学）

ゲノム異常の約4分の1で、既存の分子標的薬剤の有効性が期待できることが分かった。... 見つかった異常の多くは対応する分子標的治療薬がすでに開発されている。実際にがん細胞株を接種したマウスに既存の分子...

東京医歯大など、2大認知症の共通病態解明分子標的薬開発に道（2021/8/24 科学技術・大学）

脳たんぱく質の質量分析から得られたビッグデータ(大量データ)を対象に、東京大学ヒトゲノム解析センターのスーパーコンピューターを駆使して分子ネットワーク解析を実施。... どの認知症にも...

東京医科歯科大、がん遺伝子の発現抑制マイクロRNA同定（2021/8/10 科学技術・大学）

新規核酸抗がん薬の有望なシーズとして期待される。 ... MYCは多くのがん細胞でスーパーエンハンサーが存在して高発現するが、MYCを標的とする分子標的治療薬は開発されていない。&#...

がん抑制効果のマイクロRNA、東京医科歯科大が発見薬剤抵抗性解決に道（2018/3/27 科学技術・大学）

薬物送達システム(DDS)と組み合わせた新しい核酸治療薬の開発や、抗がん剤が次第に効かなくなる薬剤抵抗性の解決につながる。がんの治療は、特定の遺伝子を標的とした分子...

日立ハイテクノロジーズ、遺伝子検査事業でPSSと提携（2017/5/18 ヘルスケア）

PCR法は感染症診断のほか、がんの分子標的治療薬の選択などに活用されるなど需要拡大が見込まれている。

アルツハイマー病の早期治療に道−東京医科歯科大など、分子メカニズム解明（2016/8/26 科学技術・大学）

東京医科歯科大学難治疾患研究所の岡澤均教授らは、アルツハイマー病の超早期治療につながる分子メカニズムを解明した。... 同病の治療薬の開発が期待される。... Aβの凝集後に同病の治療を始めるのでは遅...

乳がん患者の20―30%に有効な分子標的治療薬として「トラスツズマブ」があるが、有効性を調べるには患者から直接がん細胞を採取する必要があった。... 分子標的治療薬はがん細胞の増殖に関わる分子...

探訪先端研究/肺がん融合遺伝子（2012/2/21）

バンデタニブは甲状腺がんの治療薬として米国食品医薬品局(FDA)が承認している。バンデタニブを適用拡大すれば、RET型肺腺がんへの分子標的治療薬として早期の実用化が期待できる。 ...

自治医大など、肺腺がんの新たな原因遺伝子を発見（2012/2/14）

肺がんの治療薬の開発が期待できる。 ... すでに甲状腺がんの治療薬として米国で承認されているバンデタニブを適用拡大すれば、RET型肺がんへの分子標的治療薬として「4年以内に使えるのでは」&#...

阪大など、視神経の再生に成功−カギとなる酵素発見（2011/3/2）

交通事故などで起こる視神経の損傷に対する新たな分子標的治療薬の開発などにつながる。今回の研究成果は欧州分子生物学機構(EMBO)が発行するEMBOジャーナル電子版に...

新薬登場/ファイザー−抗がん剤・mTOR阻害剤（2010/9/27）

同剤はmTORを阻害する新タイプの分子標的治療薬。腎細胞がんの分子標的治療薬で唯一の静注製剤だ。 ... 治療方法は手術による病巣切除が基本だが、根治切除不能または転移性の進行例は、有効な治療...

独創研究集団・理研の最前線(146)免疫系を制御する樹状細胞（2010/3/9）

【根本からの改善】現在の免疫疾患の治療は、低分子化合物、ステロイド薬、免疫抑制薬を用いた対症療法が中心だが、治療効果が十分に得られていない。このため、免疫の根本に迫り、副作用を軽減した奏功性...