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「今回は民事再生からここまで来た父の世代がやってきたことが表彰された」と話すのは、日本メディック(神奈川県藤沢市)社長の城田充晴さん。
「(歴代経営者の)祖父は社是・社訓を作り、父はビジョンを作った。... それでも祖父や父、博和がつないできたバトンをないがしろにはできない。
仕入れ先と協力し、火事の翌日も来る注文をさばきつつ、当時は会長だった祖父、専務だった父の博行が力を合わせて再建に奔走した。 ... 燃え続ける工場を前に、図面を取りに戻ろうとする父を...
「経営者だった祖父や父が残したものはとても大きい」と社長の水谷博和は振り返る。父の博行から会社を継いだのは2010年、26歳の時。... 当時、社長を務めていた父に胃がんが見つかった。
父の肇紀氏(現会長)からバトンを引き継いだ3代目社長は、「良い製品とサービスを提供していけば、顧客が離れることはない。
父の堀英二郎会長からバトンを受け、「フットワーク軽く、グローバルの顧客との関係構築や時代の変化に対応する」と意気込む。
「(大学院修了後に就職した三菱重工業から)父が起業した丸東商事に入社した時代も、87年にリンベルを設立してからも、全ての販売先、仕入れ先、生産者、社員に恵まれてここまでやってこられた。
田中社長の父である創業者のころ、英語の得意な母が取引を求める手紙を英文で手書きし、欧米の販売会社へ接着剤と一緒に何百通も送ったという。
豊田トヨタ会長は章一郎氏の胸像の設置に当たり「父は経営者であるとともに、生涯にわたり勉強を続けたエンジニア・研究者でもあり、次世代の育成に情熱を注いだ教育者でもあった」と思い出を語った。
17代目の竹中統一名誉会長は受賞スピーチで、長期間企業が存続する要因の一つとして、祖父の竹中藤右衛門氏が父・錬一氏や統一氏に口酸っぱく言っていた「最大たるより最良たれ」があり、この精神を伝えていくこと...
父の正義から会社を継いだのは36歳の時だった。... 家を不在にしがちな父の姿を見て、セイバン入社の数年前まで、家業を継ぐ気持ちはなかった。
