2022年度の電力コストは10―12月期がピークとみているが、その上昇幅は予想を超える勢いだった。... 「22年上期(1―6月)のコスト上昇分はかなりの部分で転嫁できたが、それ以降は...

デンソーと豊田自動織機は、2022年末に公正取引委員会から人件費や原材料・エネルギー費などコスト上昇分の取引価格への反映で、仕入れ先と適切な協議をしなかったと指摘された件で「これまで以上に仕入れ先に寄...

コスト上昇分を売価に反映する活動が進むが、今期にすべてを補填することは難しい見込みだ。

原材料や物流コスト上昇分などの転嫁遅れも目立つ。... アルプスアルパインは「材料価格は7―9月期にいったん踊り場になったが、10月以降は再び上昇し、その分の転嫁が難しかった」(小平哲常務執行...

今回の割増賃金率の引き上げに伴い、労働者の就業時間の正確な把握や就業規則の見直し、コスト増に対応したデジタル化などの生産性向上を推進する必要がある。 ... 中小企業の自助努力にも限...

燃料価格や人件費などのコスト上昇分を反映し、自社や配送委託先の運転手の待遇改善を図る。 ... 同社に対しては公正取引委員会が22年12月、コスト上昇に直面する下請け企業と協議せずに...

帝国データバンク(TDB)がまとめた、価格転嫁に関する実態調査によると、自社の主な商品・サービスにおける、コスト上昇分の販売価格・サービス料金への転嫁につ...

荷姿の最適化などで資材使用量を抑え、付加価値の高い再生材料のコスト上昇分を吸収。... 仮に購入費が2―3割上昇しても梱包の共通・最適化などで相殺し、コストは現状維持を図る。 ...

中小企業がコスト上昇分を取引価格に上乗せする価格転嫁を円滑化し、中小企業の賃上げ原資を確保したい。... 懸案の価格転嫁の状況について、経済産業省・中小企業庁が22年12月に公表した「価格交渉促進月間...

定昇昇給分と合わせ、1万3500円以上の賃上げを求める。 ... 原材料費のコスト上昇分を適正な価格転嫁でまったなしで実現しないといけない」と強調し、適正価格の実現に向けて価格転嫁に...

急激な市場環境の変化で対話が不足しているが真摯(しんし)に話し合い、短期間でコスト上昇分を取引価格に転嫁することも考えたい」 【記者の目/稼げる体質へ転換急...

受注側企業における労務費や原材料費、エネルギー価格といったコスト上昇分について、積極的に価格協議に応じるとともに、取引対価へ円滑に反映するなど、公正・適正な取引の徹底についても要請書の中で触れた。

外部環境に恵まれ「構造改革の成果や安定操業の継続、コスト削減といった努力の積み重ねも大きく寄与する」ようだ。 足元はコスト上昇分の価格転嫁を進める。

原材料費などのコスト上昇分を取引価格に転嫁する取り組みでは対応にバラつきがあるようだ。... 別の部品幹部は「電力などエネルギー価格上昇分の取引価格への反映は検討いただいているが、交渉が決着した完成車...

各社は主要製品でコスト上昇分の転嫁を打ち出したが、1年間に複数回は異例。

これまで原料やエネルギーなどコスト上昇分を製品に転嫁するのが難しく「サーチャージなどの見直しは念願だった」という。... 自社製品の価格も上昇しており「足元では浸透しつつある」と効果を実感し、「23年...

電気料金高は、基地局などの維持コスト増加につながる。... 電炉各社ではエネルギー高騰分の価格反映が注目される。 ... ...

直近6カ月の受注側のコスト上昇分に対し、発注側がどれだけ価格転嫁に応じたかの割合を算出した「価格転嫁率」は前回調査比5・2ポイント増の46・9%、全く価格転嫁できていない企業の割合は同2・4ポ...

だが、味の素の藤江太郎社長は「コスト上昇は企業努力の範囲を超えていて、22年度中に全てを値上げでカバーできる状況にはない」と話す。値上げは小売りや消費者の抵抗感が強く、メーカーにとって、コスト上昇分の...

東北電では3月の地震で火力発電所が被災し供給力が落ち込んだ上、燃料価格高騰に円安の急伸もあり、コスト上昇分を規制料金に転嫁できない“逆ざや”状態が続いている。... 今回の原価算定では前回、13年の値...