日本国内でも昭和電工が18年にエチレンプラントの能力増強を計画。... 住友化学は英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルグループなども出資するペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポール(PCS...

信越化学工業の金川千尋会長(91)は18年に悲願の米国エチレンプラントが完成する。

期初に懸念されていた米シェールガス由来のエチレンプラント計画が遅れている点も市況の安定に一役買っている。米国で当初17年内の稼働を予定していた3プラントのうち、実際に動きだしたのは米ダウ・デュポンのみ...

石油化学工業協会の淡輪敏会長(三井化学社長)は「ハリケーン『ハービー』が米国に接近した8月23日頃からプラントの操業停止が始まり、上陸した月末にはテキサス州ヒューストン地区の約8割、全...

定期修理プラントは前年と同じ1社1基だったが、今年は月初で定修が終わったことでほぼ全基がフル稼働だった。国内エチレン製造設備の平均稼働率は95・5%で、損益分岐点の目安となる90%を4...

HD傘下のJXTGエネルギーの川崎地区には旧JXのエチレンプラント、旧東燃グループの製油所とエチレンプラントが隣り合う。... 市況や売り先などによって各プラントの稼働状況は異なる。... エチレン原...

アクリロニトリルで攻勢 【共同運営】 水島地区(岡山県倉敷市)のエチレンプラントが2日、定期修理明けで再稼働した。... 現状は...

建設後40、50年たったプラントを再構築する」 【記者の目/新ポリオレフィン開発に軸足】 16年度は鹿島、水島のエチレンプラントで設備トラブルが発生し、手...

ただ、2017年後半から米国でシェールガス原料のエチレンプラントが相次ぎ稼働する。... そこから生産されるエチレンは主力の塩化ビニル樹脂にも使われるため、高い原料競争力が求められる。

国内は建設後40、50年経過した老朽プラントが多い。... 水島では旭化成と共同運営するエチレンプラントなどが7月まで定期修理中で、従来関連設備で手を付けていなかった百数十カ所の検査を順次、実施してい...

米シンテックのエチレンプラント建設が大詰めを迎える信越化学工業も、同23・6%増やした多くを同案件に投入。18年度にも塩化ビニール樹脂の原料となるエチレンを内製化し、原料から製品までの一貫生産...

また、アジア域内でエチレンプラントの定期修理が始まったものの、淡輪会長は「供給は絞られているが、強い逼迫(ひっぱく)感は出ていない」と市況を見る。... 全エチレンプラントのフル稼働状...

設備投資は同8・1%増の1456億円で、このうち572億円を米国で建設中のエチレンプラントに充てた。 ... 大半をエチレンプラント建設に投じる。

加藤俊晴取締役は「エチレンプラントが高稼働を継続したことに加えて、原料ナフサ安も貢献した」と説明した。

昭和電工は18年春の定期修理時に、エチレンプラントの一部設備を改良して生産能力を高める。... 大分コンビナートは10年にプラントの分解炉を更新したが、生産能力は変えていなかった。 ...

石油化学工業協会が16日発表した2月の国内エチレン生産は前年同月比4・2%減の51万4800トンだった。前年はうるう年で稼働日が1日多かったほか、旭化成のエチレンプラント停止で生産能力自体が削...

石油化学コンビナートの中核をなすエチレンプラントは法定の定期修理期間に作業が集中し、その2―3カ月は政府の示す月平均60時間を超過する可能性が高い。... 石化の最上流にあたるエチレンプラントは2年ま...

国内エチレンプラントは歴史的な高稼働が続いている。... 各社が公表しているエチレンプラントの生産能力はあくまで標準値。... その後の20年間で現存する大半のエチレンプラントが各地で立ち上がった。

旭化成も原料安と市況改善で繊維・樹脂原料のアクリロニトリルの利幅が拡大し、三井化学は国内のエチレンプラントなどの高稼働が大きく貢献する。

【誘導品需要堅調】 2017年のアジア地域のエチレン市況は視界良好だ。... エチレンプラントの定期修理は17年前半に集中する。... プラント3基が定修に入る前提で、16年の平均稼...