記事検索結果

心筋梗塞の死因診断素早く和歌山医大、たんぱく質「Nrf2」に着目（2024/4/12 科学技術・大学）

血管が詰まり血液が組織に行き渡らない時に心臓の細胞で働くたんぱく質「Nrf2」に着目。心筋梗塞が死因の事例で、心臓の細胞核にNrf2が多く観察され、心筋梗塞の法医診断に有用であることが分かった。......

順天堂大と北大、ストレス応答の仕組み発見 p62顆粒リン酸化で転写因子活性化（2023/6/15 科学技術・大学１）

その結果、ストレス応答を制御する主要な転写因子NRF2が活性化される。これまでにKEAP1が酸化修飾されることで酸化ストレスを感知し、NRF2を活性化することが分かっていた。今回発...

バラの香り成分「βダマスコン」、アレルギー性皮膚炎を抑制東京理科大（2023/2/22 科学技術・大学）

さらに樹状細胞内にあり生体内の防御遺伝子の発現を促すたんぱく質「NRF2」がβダマスコンにより増えることを突き止めた。NRF2を持たないマウスにβダマスコンを投与しても皮膚炎の改善効果が見られなかった...

神経変性疾患、治療に道京大が化合物発見（2020/11/16 科学技術・大学）

アルジャーノン2は免疫反応を増強する細胞に働きかける。細胞分裂の周期を調節するたんぱく質の分解を抑え、遺伝情報の転写を制御するたんぱく質「Nrf2」を安定化する。Nrf2が炎症に関わるたんぱく質の産生...

宇宙長期滞在で加齢化 JAXA・東北大が解明（2020/9/10 科学技術・大学）

ISSの日本実験棟「きぼう」でストレス防御に関わる遺伝子「Nrf2」を欠損させたマウスと野生型マウスの計12匹を約30日間の軌道上で滞在させた。... 帰還後のマウスはNrf2が宇宙ストレスに応答して...

ISS・マウス実験が変える、老化現象の解明（2018/5/28 科学技術・大学）

【体重増加率低く】今回の実験対象は生体のストレス防御に関わる「Nrf2」遺伝子をなくした遺伝子欠損マウス。

ストレス遺伝子ないマウス東北大とJAXA、ISSで飼育（2018/5/25 総合３）

ISSの日本実験棟「きぼう」でストレス防御に関わる遺伝子「Nrf2」を欠損させたマウスとその比較となる野生型マウスの計12匹を、JAXA宇宙飛行士の金井宣茂さんが1カ月間飼育した後、全マウスを地球に帰...

金井飛行士リポート/「きぼう」恩恵大きく日本の宇宙開発支える（2018/5/24 深層断面）

これまでの2回のミッションでの経験から、少しずつ飼育ケージの改修が行われているのもありますが、同時に管制官チームや、ミッションのサポートに当たる専門エンジニアに相当の経験値が蓄えられてきました。...

骨粗しょう症治療糸口なるか遺伝子改変マウス、ISSで飼育実験（2017/10/30 科学技術・大学）

(冨井哲雄) ISSの微小重力環境では筋肉や骨量が減るため、宇宙飛行士には毎日2時間程度の運動が義務づけられている。... きぼうでの飼育実験の特徴は、微小重力...

腎性尿崩症、原因は環境ストレスの可能性−東北大、マウスで確認（2017/2/27 科学技術・大学）

通常、Nrf2は別のたんぱく質「Keap1」によって働きが抑えられている。マウスの遺伝子を改変しKeap1を作れなくすると、全身でNrf2が過剰に活性化する。... 研究チームは、食道のNrf2だけが...

JAXA、15年度の「きぼう」実験テーマ12件を選定（2016/1/5 科学技術・大学）

今後、JAXAと研究者が協力して計画を策定し、2年以内に実験実現のめどをつける予定。 ... 【国の戦略的研究募集区分】◇平野久横浜市立大特任教授「『きぼう』を利用した骨粗鬆症に係わ...

東北大、「鎌状赤血球症」の治療薬候補化合物を発見（2015/9/15）

酸化ストレスから体を守るたんぱく質「Nrf2」の活性化剤「CDDO―Im」を同病のモデルマウスに投与したところ、症状が改善することが分かった。 ... 研究チームは、Nrf2を活性化...

理研など、肺がんのリスク・予後の予測−バイオマーカー発見（2013/9/13）

グループは、細胞を酸化から守るシステムに関与する「NRF2」という遺伝子に着目した。

東北大、酸化ストレス感知する分子解明−形状はサクランボ型（2010/1/19）

酸化ストレスのセンサーとして働くたんぱく質分子「Keap1」が、体が酸化ストレスにさらされると転写因子「Nrf2」と結合、解毒酵素群遺伝子の発現を促す。