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[ エレクトロニクス ]
(2015/11/13 05:00)
パナソニックは米テスラモーターズが2017年に発売する普及価格帯の電気自動車(EV)「モデル3」向けに、電池容量を従来比7割前後増やした新型リチウムイオン二次電池(LIB)を供給する。国内工場で「21700」と呼ぶ円筒形新電池の試作を始めた。EVの電池搭載本数が減らせ、電池コストが低減できる。パナソニックも参画し、米ネバダ州で建設が進むテスラ新電池工場で16年中に量産し、EV本格普及を後押しする。
パナソニックはテスラの現行EVに直径約18ミリ×高さ約65ミリメートルで「18650」と呼ばれる電池を供給中。円筒形LIBの主流サイズで、テスラの絶版車向け交換電池は韓国LG化学も手がける。パナソニックはテスラと14―17年に約20億本の電池供給契約を結び、国内工場で同形電池を製造している。現行EVには1台当たり約7000本載っている。
一方、モデル3向けは直径約21ミリ×高さ約70ミリメー...
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(2015/11/13 05:00)
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- 米テスラのEV事業は電池性能が握る。パナソニックが供給する電池はどこまで革新的なのか。