[ その他 ]
(2016/9/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発売する月刊誌「型技術10月号」では、「鍛造・プレス加工を高度化する成形技術・機械の開発動向」を特集する。高付加価値な鍛造・プレス部品の製造に向けた、成形技術、成形機械、潤滑剤、金型材の開発事例12件を紹介する。
成形技術では、ホンダエンジニアリングがテーラードブランク製法を適用した軽自動車「N―WGN」のサイドパネルアウターにおいて、歩留まりを従来比で14%向上させることに成功したブランキング金型の開発事例を紹介する。アマダマシンツールは異業種連携によって開発した「サーボプレスを活用した低周波振動付与パルス鍛造」の取り組みについて解説する。
潤滑剤では、近年熱間鍛造用で使用されるケースが増えている白色系潤滑剤について、ユシロ化学工業が性能向上に向けた取り組みを紹介。日本メカケミカルは同社の塩素フリープレス加工潤滑剤の効果をユーザー事例と合わせて披露する。
また、アイダエンジニアリングが大型順送サーボプレス機「DSF―P4―27000」を用いた難加工材の成形性向上と生産性アップを提案する。
(2016/9/15 05:00)