[ 機械 ]
(2016/11/29 05:00)
ファナックは、工場用IoT(モノのインターネット)基盤「フィールド・システム」の投入を2017年に延期する。16年内の事業化を予定していたが、セキュリティー機能などを充実させるため延期を決定。17年3月末にアプリケーション開発キットの提供、同9月末に同システムの販売とアプリの配信を始める計画だ。
同社は開発期間を延長し、データや機能の安全性を確保するセキュリティー技術を強化する。また、ユーザーマニュアルやサポート体制なども充実させ、完成度を高めた上で投入する方針だ。
稲葉善治会長は「セキュリティーのことを考えると、無理をして年内に発売すべきではないと判断した。しっかりとしたシステムにしてから出したい」としている。
現在、同システム上で利用できるアプリも10種程度を目標に開発中。17年春に開催予定の自社展示会で応用例として披露したい考えだ。
(2016/11/29 05:00)
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