[ 地域経済 ]
(2016/11/30 05:00)
株主が城主に―。平田機工は熊本地震で被災した熊本城の復旧支援のため、株主優待の新制度を導入する。年度末の株主数に乗じて1万円を熊本市の「復興城主制度」を通じ同市に寄付する仕組み。1万円の寄付でさまざまな特典を受ける“城主”への登録も同社が株主に代わって行う。
熊本城の復興は長い時間がかかり、600億円以上の費用を要すると言われている。平田機工は2017年3月末の株主数から新制度による寄付に乗り出し、当面継続する計画だ。平田雄一郎社長は「熊本の企業として熊本のシンボル熊本城の復旧に貢献したい」と地元への熱い思いを語った。大西一史熊本市長は「平田機工の(熊本への)愛情を感じる。1日も早い復旧を目指す」と感謝の意を伝えた。(熊本)
(2016/11/30 05:00)
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