[ 機械 ]
(2016/12/5 05:00)
シチズン時計マニュファクチャリング(埼玉県所沢市、荻原秀雄社長、04・2990・1117)は、時計のムーブメント(駆動装置)を生産するミヨタ佐久工場(写真=長野県佐久市)を完成した。約2万平方メートルの延べ床面積を持つ大規模工場で、シチズン時計グループの国内時計生産では約50年ぶりの新工場となる。
新工場の敷地面積は8万3192平方メートルで、総投資額は約55億円。これまで3工場に分散していた約50本の自動化製造ラインを集約する計画。各工程を1フロアに集め、リードタイムの短縮化と品質管理の向上を図る。
月内に製造ラインを順次稼働し、2018年春にはライン集約を完了する予定。従業員は現在約300人だが段階的に50人を新規採用していく。
このほど竣工(しゅんこう)式を開き、佐久市長ら自治体関係者、取引先企業などから約100人が出席した。
(2016/12/5 05:00)
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