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(2016/12/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日に発行する「プレス技術1月号」では「ビジネスチャンスを広げる塑性加工メーカーの事業連携」を特集する。塑性加工メーカーが連携を通じて新たな受注を獲得するためのノウハウを紹介する。
プレス/板金加工メーカーの事業連携に着目し、協業の具体的な進め方や成功の秘訣(ひけつ)を紹介。主力とする自動車分野や医療、宇宙などの新規事業領域への展開を探る。
事例では自動車メーカーでの分解展示会の開催を依頼し、その場で使用部品の工法転換や軽量化の提案を行うKSP(京都市)や、プレス金型、樹脂成形金型などの金型メーカーが資本提携グループを結成し海外需要開拓を進めるレグルス合同会社(東京都中央区)など意欲的な取り組みを紹介する。
近年、中堅・中小メーカーの事業連携への取り組みが目立ち始めている。同業他社や異業種とのマッチングで自社の事業補完や受発注の相互融通などに結び付けるためだ。しかし受注の偏りや、メンバー間での温度差などが原因で立ち行かなくなる事例もある。初期の受注獲得のための戦略や運営のルール作りは重要だ。
(2016/12/7 05:00)