- トップ
- 医療・健康・食品ニュース
[ 医療・健康・食品 ]
(2017/2/2 05:00)
がん細胞を選択的に破壊できるがん治療法「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」の実用化が迫っている。研究を先導してきたのが京都大学であり、関西地域は同大学を中心に研究者や関連企業によるネットワーク化も進む。将来的な治療技術の向上や適用部位の拡大も期待されており、“連携の輪”がBNCT発展の礎となる。
(3回連載)
大阪府高槻市にある大阪医科大学。同大学のキャンパス内に「関西BNCT医療センター(仮称)」の建設が進んでいる。
【小型加速器】
地下1階・地上3階、延べ床面積4017平方メートルの同施設は1階に治療室、2階に陽電子放射断層撮影装置(PET)の検査室を設け、治療室に住友重機械工業製の小型BNCT用加速器(サイクロトロン)を導入する。
【国を挙げて】
大阪医科大学を運営する学校法人大阪医科薬科大学の植木實理事長は、「国を挙げてがん治療に取り組んでいる。BNCTはこれまで治療が...
(残り:653文字/本文:1,053文字)
(2017/2/2 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
Journagram→ Journagramとは
PR
ヘルスケアのニュース一覧
- BNCT・広がる連携(上)新拠点を開設−研究ネットワークの“土台”(17/02/02)
- 要介護者を遠隔確認−ドリーム、高齢者施設向け見守りシステム(17/02/02)
- 介護業界、昨年倒産急増−競争激化や人手不足深刻(17/02/02)
- 帝人、ICタグ使ったカテーテル管理システム−在庫や使用実績記録(17/02/02)
- 武田薬、米社の抗がん剤開発・販売権を取得 契約一時金57億円(17/02/02)
- AMED、英MRCと共同研究で覚書(17/02/02)
- 三菱化学フーズ、ビタミンE子会社を吸収合併(17/02/02)
- 米J&J、スイス製薬会社を買収(17/02/02)
- 米Bioventus、ロシアで「デュロレーン」販売企業選定(17/02/02)
- 経営ひと言/持田製薬・持田直幸社長「着実に前進」(17/02/02)